山田→くにおの自己解釈メモ長谷部が絡んだ嫉妬どうこうは置いておいてSPの真エンドを見ての自分なりの解釈を文にしてみるの会でございます

中学の時にくにおという正義の体現者を初めて見た時に、本当にこんな人物が実在するんだと驚きつつ、めちゃくちゃくにおに憧れを抱いたと思う
だからくにおに近付きたい、自分もああなりたいという気持ちでくにおと仲良くなろうと思った
そんで山田の望み通りくにおは山田の友人になって学校生活は山田と長谷部と過ごすことが多くなる
山田はまずくにおと仲良くなれたことで喜んでたけど、深く関われば完璧じゃない部分も見えてきて、高嶺の花の憧れだけではなく友人としてすごく大きな存在になっていく
くにおの隣は自分だという自負が自分の価値を上げ、自分もくにおのような憧れられるべき人間だって少し思っていたのかなって
でも小さなことから段々自分とくにおは根の部分が全く違うことに薄々気付いてきちゃって、でもそれを認めたくなくて必死に感情押し殺していつも通りの日常を過ごしていた
それに追い打ちをかけるようにして周りからのくにおと自分の評価の差がハッキリしてきて、自分はくにおの隣にふさわしい人物ではないと感じざるを得なかった
けど高校受験も終わるとくにおと学校も違うしいつも一緒にはいられない、勉強ももっと忙しくなるという事から今の自分を変える・ケジメをつけるために勇気を出してくにおにタイマン勝負を挑む…で、SPで言ってた流れになるのかなって
喧嘩を途中放棄された時はくにおに拒否されたと感じてただただ悲しかったんだと思う
くにおにとって自分は喧嘩を最後まで続ける価値のない奴なんだと絶望して、くにおによって成り立っていた自分への自信がぐしゃぐしゃになった
本人はその悲しさと周りからの評価の差からくにおには完全な憎悪しかなくなった思っていたけど、本当はくにおにもう一度自分の価値を認めてもらいたい・くにおの隣は自分がふさわしいと自他共に認められる存在になりたかっただけなんじゃないかなと(くにおは元々山田を否定したつもりはないが)
そんで自分に価値が見出せないまま優等生を演じてるところにマコトに出会ってしまう…
マコトの喧嘩の強さ・孤高のカリスマ感に自分の憧れていたくにおを感じ、マコトとつるむようになる
マコトにはくにおのようなカリスマを求めていただけだから、中学の時のような純粋な憧れの気持ちはなかった
だからマコトに絶望した時自分の求めているものはくにおにしか無いものだと気付き、自分がそれを越えれば自分の価値をまた見出すことができるのではないかという考えになり、事件を起こした…とかだと良いなと妄想しております
周りからの評価の差もすごく気にしてるけど、それ以上にくにお自身への執着の方が強いと良いなって

長谷部に関してはSPでは山田のことを嫌いな様子は無いので中学の時に仲が良かった旧友であり、器用で勉強ができる人って思ってるだけだと思ってる
一連の事件が山田の仕業だとすぐに飲み込めたのは山田の根っこの性格をなんとなく感覚で感じとってたのかな〜とか

こんなの書きつつただのアホ山田も大好きだしそっちの方が絵にすることが多いのですけれども…
SPは想像が広げやすいという点も含めて本当に良い作品だな〜と日々思っております