セッション:恐怖そもそもの前提として
・アルウィルには酷い希死念慮があり、それから逃げるために人殺しを犯していた
・本人は人殺しがしたくてしてるわけではなく、出来るならしたくない方ではある
・今更真っ当に生きるのも無理だと思っている
・人殺しを止め、明るい世界で楽しく生き始めた事で、フラッシュバックと罪悪感による悪夢でメンタルがボロボロになる
・それから心を守るために”もう一人”が生まれた
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・もう一人である、現在シーカーが様々な理由(存在への疑問、感情や個の取得)のため、アルウィルの友人を手に掛け始め、それが失敗に終わり、お互い停戦。
・しかし、停戦の折、アルウィルがシーカーの事をとことん無視し、シーカーも自分から時間をくれと願うことが出来ず、意識の底に放置された結果、シーカーが消えそうになる(ピアス穴が塞がるように、不要なものとして消えかける)
・それに恐怖を覚えてしまったシーカーが、偶然であった悪人にアルウィルの殺し方を伝える→成功し、アルウィルは”ほぼ”死んだ状態で、シーカーが表に
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・”アルウィルを護ってくれ”という願いに、了承していたため、アルウィルが死にきらないように見張ってはいたが、流石に限界...ということで、一度意識を交代して、彼女を落ち着かせた方がいい、と提案し、今回のセッション
セッションの話
PL的には、会話からの”殺してくれ”というアルウィルのお願いを、蹴ってくれるだろうなと言う想定で開始
殺してもらえない、自分はこのまま人を傷つけるものになるんだという恐怖に
魔力を吸収してしまう体質と最近シーカーが会得した”魔法”(集めすぎた魔力で何かを具現化したり、演算した未来を”選んで具現化する”とかいう、魔力過多の状況でのみ使える、具現化魔法)が合わさり暴走
それを殺して(止めて)貰ったが、結局殺してもらえないという絶望に、殺してくれる相手を具現化
それも止められ、死ぬことは出来ない、罪から逃げることは出来ない
死ぬことで楽になるのは許されないし、無視して逃げることにも失敗した
しかたがないなら、しかたがない。と落ち着いた。
あとついでに分離もした。
二重人格キャラはちょっと...というPLの要望を周りが手伝ってくれた形 感謝しか無い
寧ろ最初に二重人格にしてややこしくしたのは僕です ごめんなさい
アルウィル
未だに希死念慮だし、多分意識が戻ったら悪夢にうなされて苦しむ
けれど、逃げられるならこのまま苦しむしか無いよな。って諦めた。
それでも生きてくんだから。
シーカー
あるがいなくなって自分の体になったことで、アルが前に出ることで自分が消える、という恐怖もなくスーパーハッピー
それはそれとして、姉(アル)が犯した罪も、自分が犯した罪も濯げるものではないから
これから生きていくという選択、その結果として
罪を償い、人を助けて、自分の夢と目標のために生きることに決めた。