涙が止まらない呪いにかかったランスの話(1)授業が終わり、部屋に戻ろうとすると、部屋の中から授業を休んでいたランスの泣き声のような声が聞こえてくる。何があったのだろうとドアを開けると、そこには泣いていたランスの姿があった。手を伸ばすと「触るな!」と手を弾かれてしまったが、そのランスの腕を掴み、「何があった」と聞いた。…ランスは「分からないが、原因は少し心当たりがある。」…それは前の課外授業の際、誰かわからない魔法使いに眠らされた、とのこと。…確かその時は深い森で珍しい薬草の採取だったな。
とりあえず一旦医務室に行くことに。通っていくと色々な人に驚かれているような視線を感じる。まぁそうだろうな…あの顔面偏差値70越えが泣いているからな。…医務室に着き、先生に診てもらうと呪いの一種であることが判明した。呪いならば話は別だ。解除方法を探さなければいけない。…一旦医務室を後にする。…その後、フィンのセコンズをやってみたが、フィンがダメージを受けるだけであったり、図書室で呪いについての本はあったが、解除方法については書かれていなかった。
497