マスカレード ナイト※注意………捏造設定だらけですのでご了承ください。
マスカレード→仮面の踊り手。虐げられる民衆を救うため、夜空を駆け悪を討つ。正体を隠すため、シスの前では普段と口調を変えている。ビィくんとルリアは正体を知っている。
シス→任務中にマスカレードに出会い、惹かれていく。マスカレードの正体がグランくんだと気付いていない。
仮面。仮面。見渡す限りの、仮面―――
「わあっ、すごい………!!皆さん綺麗ですね!!」
「すげえ豪華な舞踏会だなあ!!こんな規模のもんは初めて見るぜ。」
目の前のホールに広がる光景に、ルリアとビィは感嘆の声を上げた。グランも同じ様に辺りを見渡し圧倒されている。
ハロウィンの夜、とある貴族の屋敷にて盛大な舞踏会が開催された。煌びやかな夜会服に身を包んだ紳士淑女達が、続々とホールへ集まってくる。扇を手に笑いさざめく貴婦人達。グラスを傾け談笑する紳士。優美な音楽を奏でるオーケストラ。年齢も種族も多様な彼らが皆一様に身に付けているのは、羽根や宝石で飾られた豪奢な仮面である。そう、これは仮面舞踏会なのだ。
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