クリスマスのショタ杉と坂田とサンタさん(高銀)クリスマスには、一年間良い子にしていた子どものところにサンタさんがやってきて、プレゼントをくれるという。
それは、優しくて暖かい子どものための寝物語。
今夜も良い子のために、サンタクロースはトナカイとともにソリで夜空を駆け巡る。
子どもたちの夢を守るために。
子どもたちの笑顔を見るために。
「あのー、ちょっとなに?オタクら泥棒?」
そんなサンタさんも、子どもたちの家にこっそりと忍び込み、親御さんに見つかることもしばしば……というか。
「ああー!てめぇはいつかの白髪の兄ちゃんじゃねぇか!」
「え?なに?オタクらと会ったことあったけ」
サンタが目を向いて指差す寝巻き姿の銀髪の男、銀時はクワァと欠伸をすると、ボリボリと腹を掻いた。
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