dengakudango
DONE現パロ鬼いち+ちょびっと大典太(出てきません)※医療の知識のない人間が書いているので不自然な流れがあるかもしれません
※悪意のない群衆が善意で一期を苦しめます、特に悪人として描いてるつもりはないんですがちょっと痛々しかったらごめんなさい… 3906
ishiiakira0311
DONE100日後に結婚する鬼いち二日目一期は昨日の失敗を深く反省した。
普段の職務が菓子作りのみとはいえ、店頭に立ってしまえばそんなことは言い訳にしかならない。
「切り替えなければ」
今日も他の予約が入っていたはずだ。
早朝、自室を出ると、本丸内の厨では朝餉の支度が始まっていた。厨担当の数振りに挨拶をして玄関へ向かうと遠征前の刀が数振り居て、その中には鬼丸と二振り目の一期一振も居る。
「一期殿、おはようございます」
こちらに気付いた二振り目は、その笑顔に少し戸惑いを滲ませながらも挨拶をしてくれる。
「おはようございます。鬼丸殿、一期殿」
大丈夫だ。
ちゃんと笑顔を作れているはず。
二振り目は嬉しそうに微笑むのに対して、鬼丸はちらりと此方を見ただけで、あからさまに面白くなさそうな顔をする。
856普段の職務が菓子作りのみとはいえ、店頭に立ってしまえばそんなことは言い訳にしかならない。
「切り替えなければ」
今日も他の予約が入っていたはずだ。
早朝、自室を出ると、本丸内の厨では朝餉の支度が始まっていた。厨担当の数振りに挨拶をして玄関へ向かうと遠征前の刀が数振り居て、その中には鬼丸と二振り目の一期一振も居る。
「一期殿、おはようございます」
こちらに気付いた二振り目は、その笑顔に少し戸惑いを滲ませながらも挨拶をしてくれる。
「おはようございます。鬼丸殿、一期殿」
大丈夫だ。
ちゃんと笑顔を作れているはず。
二振り目は嬉しそうに微笑むのに対して、鬼丸はちらりと此方を見ただけで、あからさまに面白くなさそうな顔をする。
ishiiakira0311
DONE100日後に結婚する鬼いち一日目歌仙におつかいを頼まれた鬼丸は、万事屋街の和菓子屋に居た。店の奥から香る甘い香りと、店頭に並ぶ練り切りや羊羹、繊細に作られたそれらは目にも美しい。常々歌仙や主が「ここの練り切りは素晴らしい」と言っている。鬼丸もそれに共感している。が、鬼丸は普段から「怒ってるみたいだよ!」と同派の短刀達に指摘される顔が、更に険しくなってしまったのを自覚して眉間を揉んだ。
目の前に居る店員を萎縮させてしまったからだ。
特に困らせたり、威嚇をした訳ではない。この店には何度も来ているが初めて見かけた彼に、思わず声をかけてしまったのだ。
『一期一振か』と。
一期一振は、朝からなんだか胸騒ぎがしていた。
和菓子職人として働く一期一振は、いつものように身支度をし、部屋を出ると店へ行き仕込みを始める。
3262目の前に居る店員を萎縮させてしまったからだ。
特に困らせたり、威嚇をした訳ではない。この店には何度も来ているが初めて見かけた彼に、思わず声をかけてしまったのだ。
『一期一振か』と。
一期一振は、朝からなんだか胸騒ぎがしていた。
和菓子職人として働く一期一振は、いつものように身支度をし、部屋を出ると店へ行き仕込みを始める。
dengakudango
DONE鬼いち+包丁。とある任務後に体調を崩す一期と、それを見ていた鬼丸と、本丸で畑仕事を頑張っていたほちょ。
焼け残ったから懸命に生きてるいちにいと焼け消えたから懸命に生きてるほちょ、みたいなそういうあれを書きたかった… 3151