meji
DONEごめふし2nd〜noon〜に展示しました。五伏牧場パロ🐄「farmer's 524」の3話目。五条が牧場を手伝いに来るお話し。(全42ページ)
⚠️途中背後注意。
前回まで未読の方は下記リンクからどうぞ!
ep.1 https://www.pixiv.net/artworks/98551207
ep.2
https://www.pixiv.net/artworks/102353304 42
とふゆ
DONE津美紀視点の五伏(未満)津美紀と五条が喋っていて、ショ恵は寝てる。
五伏左右相手ド固定が書いた後に五伏になる五と伏なので五伏です。
弟をとても大切に思っている津美紀は、突然現れた胡散臭いほど綺麗な顔立ちの男がいつか恵みを連れて行ってしまうのではないかと内心怯えていて……。
※web再録『今日をおしえて』内の「トイレットペーパー革命」後の話ですが、そちらを読んでいなくても特に影響はありません。
彼とあの子「五条さん」
うん? と振り返った五条の視線が宙をさまよう。思い出したように視線を下ろす様を見て、自分はもとより彼の眼中にないのだろうと津美紀は思う。
「なぁに? 津美紀ちゃん」
五条の口元が一瞬で笑みの形に変わる。真っ黒な眼鏡で隠されたままの瞳はどんな表情を浮かべているのだろう。津美紀の目線に合わせるように膝を折った五条を見つめながら、津美紀はもう一度固い声で男の名を呼んだ。
「五条さん」
軽く首を傾げた五条がサングラスを親指で持ち上げた。露わになった宝石のような瞳が津美紀の瞳とかち合い、瞬き、ふと表情を改めた。そしてサングラスをはずし胸ポケットに納めながら、五条が問う。
「どうしたの。津美紀ちゃん」
8846うん? と振り返った五条の視線が宙をさまよう。思い出したように視線を下ろす様を見て、自分はもとより彼の眼中にないのだろうと津美紀は思う。
「なぁに? 津美紀ちゃん」
五条の口元が一瞬で笑みの形に変わる。真っ黒な眼鏡で隠されたままの瞳はどんな表情を浮かべているのだろう。津美紀の目線に合わせるように膝を折った五条を見つめながら、津美紀はもう一度固い声で男の名を呼んだ。
「五条さん」
軽く首を傾げた五条がサングラスを親指で持ち上げた。露わになった宝石のような瞳が津美紀の瞳とかち合い、瞬き、ふと表情を改めた。そしてサングラスをはずし胸ポケットに納めながら、五条が問う。
「どうしたの。津美紀ちゃん」