紫蘭(シラン)
DONE #グルアオ版マンスリードロライ の7月のお題:太陽・メロンで作成しました。ポケモンの道具って、たまに食べれそうなものありませんか?
今後もお付き合いください(お題:太陽・メロン)/グルアオ「あつ〜い」
カンカン照りの中、私は南三番エリアの荒野を歩き回っていた。
今日は大量発生中のカルボウを捕まえに来たのだけど…暑い、暑すぎる。
ここってこんなに暑かったっけ?と思ってスマホロトム確認すれば、ここしばらくは猛暑が続くと天気予報が出ていたみたいで、どうして出かける前に確認しなかったのかと後悔した。
まだカルボウを見つけられていないけれど、滝のように流れる汗から熱中症になる危険性を考えると、一度アカデミーへ引き返すことを選択する。
…また前と同じように無理して続けて、ミモザ先生にこっぴどく叱られたくないし。
岩陰に移動してから水筒を取り出して水分補給をすると、深呼吸をした。
そして帰る前に少しだけ休憩しようと地面に座り込む。
3124カンカン照りの中、私は南三番エリアの荒野を歩き回っていた。
今日は大量発生中のカルボウを捕まえに来たのだけど…暑い、暑すぎる。
ここってこんなに暑かったっけ?と思ってスマホロトム確認すれば、ここしばらくは猛暑が続くと天気予報が出ていたみたいで、どうして出かける前に確認しなかったのかと後悔した。
まだカルボウを見つけられていないけれど、滝のように流れる汗から熱中症になる危険性を考えると、一度アカデミーへ引き返すことを選択する。
…また前と同じように無理して続けて、ミモザ先生にこっぴどく叱られたくないし。
岩陰に移動してから水筒を取り出して水分補給をすると、深呼吸をした。
そして帰る前に少しだけ休憩しようと地面に座り込む。
紫蘭(シラン)
DONE #グルアオ版マンスリードロライ の6月のお題:雨・晴れ間で作成しました。ただただいちゃいちゃしているだけです。
やっと付き合ったグルアオがデートできて、嬉しいです。
キラキラひかる(お題:雨・晴れ間/グルアオ)砂浜をサンダルで踏みしめながらやってきたのは、ハッコウシティ付近にあるビーチ。
天気はちょっと曇っているからか、それとも海で遊ぶには少し早い季節だからか、ここにいるのは私とグルーシャさんの二人だけ。
水色のサンダルを脱ぐと、この日のデートのために買った白のワンピースが水に濡れないよう片手で裾を持ち上げながら、海の中へと一歩ずつ歩みを進めていく。
「ひゃー、冷たい!グルーシャさんもどうですか?」
風で飛ばされないよう 麦わら帽子に手を添えながら振り向くと、怪訝そうな顔のグルーシャさんが少し離れた場所で立っていた。
グレーのポロシャツに薄手で紺色のカジュアルジャケットがよく似合う。
「サムいのわかってるのに行くわけないだろ」
3492天気はちょっと曇っているからか、それとも海で遊ぶには少し早い季節だからか、ここにいるのは私とグルーシャさんの二人だけ。
水色のサンダルを脱ぐと、この日のデートのために買った白のワンピースが水に濡れないよう片手で裾を持ち上げながら、海の中へと一歩ずつ歩みを進めていく。
「ひゃー、冷たい!グルーシャさんもどうですか?」
風で飛ばされないよう 麦わら帽子に手を添えながら振り向くと、怪訝そうな顔のグルーシャさんが少し離れた場所で立っていた。
グレーのポロシャツに薄手で紺色のカジュアルジャケットがよく似合う。
「サムいのわかってるのに行くわけないだろ」
紫蘭(シラン)
DONE #グルアオ版マンスリードロライ の5月のお題:喧嘩で作成しました。まるでダメなgr氏と、嫌なことにはきちんとNoと言えるaoちゃんの話です。
盲愛注意報発令中、ご注意ください (お題:喧嘩/グルアオ)「どうして、そんなこと言うんですか…」
ポツリと呟かれた言葉を聞いてアオイの顔を見れば、今にも泣き出しそうな状態だった。
その様子に一瞬たじろいだけれど、ぼくは間違ったことは言ってない。
「ぼくはただ、その男達が本当に信用できるのか聞いただけ。
だって普通に考えておかしいでしょ。恋人がいる相手に、どっか行こうって誘うなんて」
「だから、他のクラスメイトも一緒に星を見に行こうって話になっているんです。
それなのに、どうして行っちゃダメだなんて言うんですか!
あと、私の友達を悪く言わないでください!」
怒って声を張り上げるアオイを見て、深くため息をつく。
クラスメイトだとしても、その中に男もいるんでしょ。
そんな状態で、星を見に出かけるなんて普通に危ないだろ。
6519ポツリと呟かれた言葉を聞いてアオイの顔を見れば、今にも泣き出しそうな状態だった。
その様子に一瞬たじろいだけれど、ぼくは間違ったことは言ってない。
「ぼくはただ、その男達が本当に信用できるのか聞いただけ。
だって普通に考えておかしいでしょ。恋人がいる相手に、どっか行こうって誘うなんて」
「だから、他のクラスメイトも一緒に星を見に行こうって話になっているんです。
それなのに、どうして行っちゃダメだなんて言うんですか!
あと、私の友達を悪く言わないでください!」
怒って声を張り上げるアオイを見て、深くため息をつく。
クラスメイトだとしても、その中に男もいるんでしょ。
そんな状態で、星を見に出かけるなんて普通に危ないだろ。
chikiho_s
DOODLEフォロワーさんのリクエストで、ぐるが主ちゃんに渡してた手紙を晒しました。こちらは名前伏せてますんでご自由に設定してねぐる❄️レター***
ココアご馳走さま。おいしかった。
お礼しなきゃと思ってジムのスタッフにも色々聞いて探したけど、結局今日まで見つけられなかった。ごめん。
ぼくのことだから、たぶん***にぼくの言いたいこと伝わってないんじゃないかと思って、普段言えないことをこの手紙に書いてみることにした。***さえよければ、最後まで読んでくれると嬉しい。嫌になったら捨てて。
***が初めてうちのジムに来て、戦って、負けて、その後また来てくれて、嬉しかった。またおいでって言ったけど、ほんとに来てくれるなんて思ってなかった。負けたのは悔しかったけど、そのおかげでスノボもポケモン勝負も楽しいものだったって思い出せたから、良かった。
***が来るようになって、今度はいつ来るのかなとか、***が来るかもしれないから楽しんでもらえるようにしなきゃって考えながら過ごすようになった。***が来ないと不安になるし、連絡が無いと寂しくなる。でも最近は待ってる時間を楽しめるようになってきたんだ。ジムリーダーの仕事、悪くないかも。
652ココアご馳走さま。おいしかった。
お礼しなきゃと思ってジムのスタッフにも色々聞いて探したけど、結局今日まで見つけられなかった。ごめん。
ぼくのことだから、たぶん***にぼくの言いたいこと伝わってないんじゃないかと思って、普段言えないことをこの手紙に書いてみることにした。***さえよければ、最後まで読んでくれると嬉しい。嫌になったら捨てて。
***が初めてうちのジムに来て、戦って、負けて、その後また来てくれて、嬉しかった。またおいでって言ったけど、ほんとに来てくれるなんて思ってなかった。負けたのは悔しかったけど、そのおかげでスノボもポケモン勝負も楽しいものだったって思い出せたから、良かった。
***が来るようになって、今度はいつ来るのかなとか、***が来るかもしれないから楽しんでもらえるようにしなきゃって考えながら過ごすようになった。***が来ないと不安になるし、連絡が無いと寂しくなる。でも最近は待ってる時間を楽しめるようになってきたんだ。ジムリーダーの仕事、悪くないかも。
chikiho_s
PASTTwitterに上げたバレンタインとホワイトデーの連作。プレゼントは死ぬほど貰うけど、自分からあげるなんて無いだろうから悩み悶えていればいい
ココアの件はフォロワーさんのリクエストで。グランブルマウンテン(砂糖たんまり)でもいいね。可愛いね。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19706108
氷の貴公子とチョコレイト今年もこの日がやってきた。一年の中でも憂鬱な日。バレンタインだ。
ジムの建物内を埋め尽くす勢いでチョコレートやプレゼントが届く。言うまでもなく全部ぼく宛て。わざわざ雪山の山頂にあるジムまで届けにやってくる人もいる。多分明日は本部に届けられた分がやってくる。正直、意味がわからない。
この日だけ特別に一階のエントランスに設置されるプレゼントボックスは何度回収しても溢れていて、業務に支障が出るレベル。下手にぼくが表に出ようものならパニックが起きて大惨事になるから、貰ったチョコレートを消費しながら上のフロアにある自室に篭もる。ほとぼりが冷めたらプレゼントの山を仕分けして、日持ちしない物から皆で頂いて、残りは皆で手分けして持ち帰る。それでも裁ききれないからポケモン達に食べさせたり、建物の裏にある箱を冷蔵庫代わりにして保管する。これは雪山の小さな特権。
4544ジムの建物内を埋め尽くす勢いでチョコレートやプレゼントが届く。言うまでもなく全部ぼく宛て。わざわざ雪山の山頂にあるジムまで届けにやってくる人もいる。多分明日は本部に届けられた分がやってくる。正直、意味がわからない。
この日だけ特別に一階のエントランスに設置されるプレゼントボックスは何度回収しても溢れていて、業務に支障が出るレベル。下手にぼくが表に出ようものならパニックが起きて大惨事になるから、貰ったチョコレートを消費しながら上のフロアにある自室に篭もる。ほとぼりが冷めたらプレゼントの山を仕分けして、日持ちしない物から皆で頂いて、残りは皆で手分けして持ち帰る。それでも裁ききれないからポケモン達に食べさせたり、建物の裏にある箱を冷蔵庫代わりにして保管する。これは雪山の小さな特権。
紫蘭(シラン)
DONE #グルアオ版マンスリードロライ の4月のお題:春で2作品目を作成しました。春の陽気にあてられたグルアオです。
今月のお題は、こちらで最後です。
全て春のせいにして(お題:春/グルアオ)「グルーシャさん、今度近くまでお出かけしませんか?」
突然の誘いに驚いて隣にいるアオイに目を向けると、血色の良い頬でぼくを見ていた。
場所はナッペ山ジム内にあるぼくの控室。
彼女はよくふらっとここを訪ねては、お茶をしたりバトルをしたりして夕方には帰って行く。
何度か事前にアポを取るように注意しても、本人は全く聞く耳を持たない。
彼女曰く、急に現れて驚いたり呆れたりするぼくの顔を見たいから…らしい。
正直意味がわからないけれど、仕方ないなと受け入れてしまっている自分もいる。
…理由はなんであれ、密かに想いを寄せる相手が わざわざぼくに会いに来てくれるのであれば、嬉しいことこの上なかいからだ。
うん。
話を戻して、ぼくはアオイにどこに行きたいのかを問う。
3340突然の誘いに驚いて隣にいるアオイに目を向けると、血色の良い頬でぼくを見ていた。
場所はナッペ山ジム内にあるぼくの控室。
彼女はよくふらっとここを訪ねては、お茶をしたりバトルをしたりして夕方には帰って行く。
何度か事前にアポを取るように注意しても、本人は全く聞く耳を持たない。
彼女曰く、急に現れて驚いたり呆れたりするぼくの顔を見たいから…らしい。
正直意味がわからないけれど、仕方ないなと受け入れてしまっている自分もいる。
…理由はなんであれ、密かに想いを寄せる相手が わざわざぼくに会いに来てくれるのであれば、嬉しいことこの上なかいからだ。
うん。
話を戻して、ぼくはアオイにどこに行きたいのかを問う。
紫蘭(シラン)
PAST #グルアオ版マンスリードロライ の3月のお題: お世話・雪解けで、二作品目として作成したものを移しました。グルアオです。
1つ目のエスパータイプに憧れて(お題:横顔)と繋がっています。
まだこの気持ちを分類したくない(お題:お世話・雪解け/グルアオ)くしゅんと、可愛らしい音によって意識が覚醒する。
閉じていた目を開ければ、隣で眠っているアオイの姿が目に入った。
なんでこの子が寝ているんだ?と一瞬考えたけれど、直ぐにさっきまで彼女とピクニックをしていたことを思い出す。
今日は午前中ジムリーダー会議に参加して、午後から彼女とテーブルシティ郊外で落ち合うと一緒にサンドイッチを食べながら、仲良く遊ぶポケモン達を二人で眺めていた。
この日の予定のため前日は夜遅くまで仕事をしていたから軽くあくびをしていると、それを見た彼女がビニールシートを敷き始め 横になろうと誘ってきたんだった。
初めは軽く断ったけれど、シートの上に腰掛けた彼女を見てそれじゃあと隣に座った。
そこからポツポツとアオイと話をしていたはずだけれど、どこかのタイミングでお互い寝てしまっていたようだった。
1763閉じていた目を開ければ、隣で眠っているアオイの姿が目に入った。
なんでこの子が寝ているんだ?と一瞬考えたけれど、直ぐにさっきまで彼女とピクニックをしていたことを思い出す。
今日は午前中ジムリーダー会議に参加して、午後から彼女とテーブルシティ郊外で落ち合うと一緒にサンドイッチを食べながら、仲良く遊ぶポケモン達を二人で眺めていた。
この日の予定のため前日は夜遅くまで仕事をしていたから軽くあくびをしていると、それを見た彼女がビニールシートを敷き始め 横になろうと誘ってきたんだった。
初めは軽く断ったけれど、シートの上に腰掛けた彼女を見てそれじゃあと隣に座った。
そこからポツポツとアオイと話をしていたはずだけれど、どこかのタイミングでお互い寝てしまっていたようだった。
紫蘭(シラン)
PAST #グルアオ版マンスリードロライ の3月のお題:横顔で作成したものを移しました。グルアオですが、aoちゃんの片思い要素が強いです。
エスパータイプに憧れて(お題:横顔/グルアオ)『もしもし?まだ起きてる?』
いつからか始まった奇跡みたいな時間。
最初は信じられなくて、夢でも見ているんじゃないかと思っていたけれど、回数を重ねる内に片想いしている相手から、寝る前の少しの間に電話をすることが日常になった。
あえて耳元にスマホロトムを近づけて、話してみる。
だってその方が側にいてくれているかのような、錯覚ができるから。
普段は、物理的に距離を取られてしまうから、この時だけはそう感じさせてほしい。
どきどきする胸を抑えながら、すぐに終わってしまわないよう 今日学校で起こったことを一緒懸命喋る。
大体私ばっかり話してしまうけれど、スピーカーからは迷惑そうな雰囲気は感じないから、大丈夫だと勝手に解釈している。
5575いつからか始まった奇跡みたいな時間。
最初は信じられなくて、夢でも見ているんじゃないかと思っていたけれど、回数を重ねる内に片想いしている相手から、寝る前の少しの間に電話をすることが日常になった。
あえて耳元にスマホロトムを近づけて、話してみる。
だってその方が側にいてくれているかのような、錯覚ができるから。
普段は、物理的に距離を取られてしまうから、この時だけはそう感じさせてほしい。
どきどきする胸を抑えながら、すぐに終わってしまわないよう 今日学校で起こったことを一緒懸命喋る。
大体私ばっかり話してしまうけれど、スピーカーからは迷惑そうな雰囲気は感じないから、大丈夫だと勝手に解釈している。
紫蘭(シラン)
DONE #グルアオ版マンスリードロライ の4月のお題:手紙で作成しました。グルアオですが、グル➡︎アオ(ごん太矢印)です。
※グル氏の性格が、普通に悪いのでご注意くださいませ。
さっきの手紙のご用事なあに?(お題•手紙/グルアオ)ジニア先生の授業が始まるからと生物学で使うノートをロッカーから出そうとした時だった。
ひらりと落ちてきた見覚えのない封筒。
封筒の中心部分には私の名前が書かれているだけで、裏を返しても差出人の名前はない。
これってもしかして…!
「えへへ。見てくださいよ、グルーシャさん!
ついに私もファンレターをもらえるようになりましたよ〜」
今日の授業が終わった後、グルーシャさんとポケモンバトルをする約束をしていたから、午後にナッペ山ジムに向かい 時間が許す限りいっぱい戦ってもらった。
その後、今は恒例となった雑談しながらのお茶会の場で、ジャーンと見せびらかせるようにグルーシャさんの前に出した。
けれど、目の前の人からはふーんと心底どうでも良さそうな返事しか返ってこなかった。
3399ひらりと落ちてきた見覚えのない封筒。
封筒の中心部分には私の名前が書かれているだけで、裏を返しても差出人の名前はない。
これってもしかして…!
「えへへ。見てくださいよ、グルーシャさん!
ついに私もファンレターをもらえるようになりましたよ〜」
今日の授業が終わった後、グルーシャさんとポケモンバトルをする約束をしていたから、午後にナッペ山ジムに向かい 時間が許す限りいっぱい戦ってもらった。
その後、今は恒例となった雑談しながらのお茶会の場で、ジャーンと見せびらかせるようにグルーシャさんの前に出した。
けれど、目の前の人からはふーんと心底どうでも良さそうな返事しか返ってこなかった。