愚劣のKIWAMI
DOODLE【ハドラー様の楽しい極道入稿】ロモそく2当日限定試し読み増量版です。
この後ザムザやゴストくんが出てきます。
▼ご縁がありましたらぜひご購入ください!
https://suttokodokkoi312.booth.pm/items/4786944 9
shikazosumu
MOURNING大昔に書いてたポップくん受難の話。例によって謎時空。
みんな大好き(偏見)、鎖で腐り(未満)なお話です。
無題キャプションお読み下さいましたか?
いきなり始まっていきなり終わります。
意識が浮上する。
「ぅ……」
深い沼からようやく這い出たような倦怠感。
掠れた自分の声で、いま少し意識が覚醒し、状況を伺う理性が復活した。
ポップは自分の見ている光景が泊っている村の宿の部屋ではないことに気付いた。岩肌が剝き出しになった、まるで洞窟のような雰囲気の場所だった。
暗くジメジメとしていて、鉄錆のような臭いが鼻をつく。
よく見ようと首を動かすも、全身に鈍い痛みが走る。患部を押さえようと思い、ようやく両手首が頭上で一つに戒められていたことに気付いた。
ジャラ
鎖の音がポップの耳に大きく響く。
(捕まっちまった…か……)
7510いきなり始まっていきなり終わります。
意識が浮上する。
「ぅ……」
深い沼からようやく這い出たような倦怠感。
掠れた自分の声で、いま少し意識が覚醒し、状況を伺う理性が復活した。
ポップは自分の見ている光景が泊っている村の宿の部屋ではないことに気付いた。岩肌が剝き出しになった、まるで洞窟のような雰囲気の場所だった。
暗くジメジメとしていて、鉄錆のような臭いが鼻をつく。
よく見ようと首を動かすも、全身に鈍い痛みが走る。患部を押さえようと思い、ようやく両手首が頭上で一つに戒められていたことに気付いた。
ジャラ
鎖の音がポップの耳に大きく響く。
(捕まっちまった…か……)