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    zfAllIyb9m14067

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    前に呟いた話。長くなったのでここへ。

    羂の困った。にシンデレラフィット!な髙のお話。
    コンビ組み済。副業のような趣味のようなことをしてる羂と、勝手に上がり込む相方に慣れて家でカレーを作っていた髙。


    あるいは、何かしらの封印をされるべきものが地域猫扱いになり、とある地域が一晩のうちに安全になった話。

    互いに必要な対等なキミ読み違えたか、まさか神モドキとは。

    なんてことない相手のつもりできてしまった。
    もちろん1000年の中ではこのレベルの相手も下したことはある。
    ただこれは…っと、なにか別のルールで動いている…この地域一帯が擬似的な領域なのか…どうも相性が悪いね。
    繰り出される攻撃を躱しながら、思考を飛ばす。
    命あってのなんとやらだ。撤退も視野にいれる。
    いなしながら下がろうとして、足元がぐちゃりと音を立てた。
    とっさに向けた視界の中に映るのは元の地面ではなく…
    ああしまった。遅かったか。もはや撤退が叶わないことを知る。せめてもとサインを送ったが、この空間から外へ届くのだろうか。

    まばたきのうちに、体が泥の中にひきずりこまれる。
    体を境界として結界を張る。脳を中心に、生成した血液を回す。
    死にはしないが、このままではこの空間からでることもできないだろう。
    だがこのまま私が帰らなければ彼が……

    彼が?

    とっさに飛ばしたサインのむかう先は彼の元だったか。
    …ああ、私は彼を当てにしているのか。どこへ行くかも、いつ帰るかも何も言っていないのに。きっと来ると…
    私が誰かの助けをただ待つなんて…そして来ると思っている。
    …この私がねえ…
    ふふ…君ちゃんと、責任を取ってくれよ。






    「俺の相方なんだ。返してもらうな」

    男が一人。まるでその場に突然現れたかように、気づけばそこにいた。

    現れた男は躊躇なく泥の中へ腕を差し入れる。
    ゆっくりと、泥の中から、とうに消えたはずの男が掬い上げられる。両手で優しく抱え…と思ったが一瞬。漁船に上げられていた。
    逃さないとでも言うように、空間がどろりと歪む

    大量じゃーい!!
    たった一言。空間が、奪われる。
    ソーランッ!!叫びとともに網が引き上げられ
    領域は、網の中に。

    てれんっ!!大喜利問題!
    『夜に船を出した。とれたのは?』

    「…アワビを密猟していた…猫!!」

    網の中身は猫に、なった。

    うわっ!引っかかれた!!アシスタントくん!チュールを集めてくれ!!
    いやで〜す

    船はいつの間にかオープンカーになっている。もう追いつけやしない。止める方法も、力もない。静かな夜の道。二人と一匹をのせ速度を上げていく。
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