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    gorogoro_giri

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    gorogoro_giri

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    「落涙」のジュオイン♀が霊基異常でうっかり出て来てくれないかなの落書き5

    青天白日注いでも注いでも、腕に抱く体を蝕む毒がある。どう対処するか、そのためにどれ程魔力を溜めておけばいいのか。思案していたアルジュナ・オルタの唇に痛みが走り、驚いて目を瞬かせると何故かインドラに睨まれていた。
    「いつまでしてる!早く抜け、これ……」
    「しかし」
    「自分で焼く。早くしろ、この体、では、耐えられ、ん」
    鼻から垂れた血も、乱れた呼吸も、震えている体も、見るのは初めてだった。力が理由で苦戦した姿なんて見た事無かったのかと、そんな事を思う。アルジュナ・オルタはマスターを呼んで、インドラの体を抑えるようにと指示を出す。青い顔の藤丸は必死な様子でインドラの体を抱きしめていた。
    「噛んで。抜きます」
    腕を差し出して、果たしてあの小さな口で噛めるだろうかと一瞬思い、ただインドラが遠慮なくがぶりとアルジュナ・オルタの腕に歯を立てたので腹に刺さるそれを掴んだ。
    誰の何に手を出したのかと、知性も無い様子だった獣に心を乱される。根絶やしにしなくては、そんな思いで骨を抜いた。直ぐ雷光が散って、インドラの腹の傷は塞がった。
    「お、オルタ、大丈夫なの?」
    「……明日まではどうかあなた方だけで。拠点に戻りましょう、歩けます、ね?」
    抱きかかえて帰ろうとしたのに、腕に噛みついたインドラがそのままに気絶してしまったようで、これはどうやって帰ろうかとしばらく藤丸と途方に暮れていたのだった。
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    gorogoro_giri

    DOODLE酔っ払いなイ神と苦行を強いられているジュオのジュオイン ※イ神が相当にだめ(方向性はわがままプリンセス)
    うるうるでとろとろ「アルジュナ……♡」
    旋毛に顎を乗せて、うっとりと抱きしめて。かと思えば頭に頬擦りして、顔を撫でて、耳元でかわいいなと囁いて。――絶対に後で苦行だったと言う。アルジュナ・オルタは心に決めた。酔ったインドラが自分にどんな苦行を強いたのか、必ず伝えてみせるのだ。
    アルジュナ・オルタの自室にインドラが訪ねて来るのは実は珍しい。普段はアルジュナ・オルタの方からインドラを訪ねているし、穏やかに過ごす事も無くは無いが、自然ベッドに向かう事も多い。そうなるとやはりインドラが自分のために誂えた大きなベッドの方が無理が無く、ならばと逢瀬にはインドラの自室を使う事が殆どだった。
    インドラは自分から甘える事が苦手なのかもしれないとアルジュナ・オルタは考えていて、己の立場だとか、そもそも父である事だとか、アルジュナ・「オルタ」の複雑な背景だとか、後は性格だとか。構って欲しい時も口にする事はせずにこちらを目だけで伺っているだけで終わるような。察するに遊び上手の癖に恋をするのが下手なのだ。自分だってそんな記憶は遠すぎて作法のひとつも思い出すのには苦労するが、インドラのそれとは桁が違う。
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