陽光と月明りを歩むものたち準備期間の日々
モコとロロが白銀と黒曜を連れてしぐ達の部屋にやってきた。
しぐ「モコ・ロロ、いらっしゃー…黒曜も」
名を呼んだ3人には笑顔で、白銀にはお前はいらないよと言わんばかりの顔で出迎える。
モコ「あの、ダビウムさんのお店で一緒になって」
不安げに見上げてくるモコにしゃがんで視線をあわせる。
しぐ「あぁ、大丈夫だよ。それじゃあさっそくモコから採寸しようか。湯豆腐、待機組にお茶入れてあげて。」
はんなりが黒曜とハイタッチをし、ロロの手をつかみ引っ張っていく。
モコとロロの採寸を終え、皆でおやつを楽しんでいる。
その様子を横目に眺めながら作業を始めているしぐに、白銀が寄ってくる。
しぐ「…お前のは作らないぞ」
白銀「それはわかっているさ。私のではなく黒曜のを頼みたくてね。対価も君の望む形で支払うよ。」
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