settle up裏設定…というか描いてるうちに出てきたあれこれを、もうネームは決まったから追加できませんよ!って抑えたやつ
・冒頭の「国連で決まった」云々については作中時間で4月中旬→実際GSGに出向くのは4月下旬も末近くのつもり
RE本編が3月上旬の話なのでかなりスピーディに常任理事国での内定→G7(及びケニア)への通知承認…みたいなイメージでいた。
国連とかNATOとか弱いんだよなあ…どうなってるのか全くわからないぜ…と思いながら話を作っていたんだけども、作画に入って1/3くらいまでやったところで現実の2/24が来てしまい、悲しくもありがたくやや解像度が上がってしまった。
ジェット君の髪については、お仕事の時だけセットしてる派閥なのでGSGに着く前に上げた。
・メールと電話だけでハインリヒに「退職することになったから」と言われたGSGとBPOLはこの一週間ほど大忙し(主に職員の動揺で)
余談だが、GSG自体は内務省の直轄部隊であり、BPO(ドイツ連邦警察)及びBPOL(ドイツ連邦警察管理局)の管理組織ではない。
敷地建物を共有している別組織。
しかし、GSGは実働部隊のみで構成されているので、おそらく事務的な職務については多くをBPOLで受け持っているのではないかと推測される。(ここについてはあくまで私の想像です)
・アンドレアスはGSG-9最高責任者としてジュネーブ(国連欧州支部)からベルリンとポツダム(中央政府と連邦警察本部)経由でミュンヘン行きだったんだよ可哀想だね、ハインリヒの為に働いてたのに(本人がいつGSGにやってくるかは知らなかったが、退職してしまうことは当たり前だけど誰よりも先に知ってたし、まさか自分の不在を狙われると思ってなかった)
アンディには後で連絡して機嫌を取ってやろうと軽く思っていたハインリヒなのだが、当然ながらアンディはそこそこ深く傷ついてはいる。純情ボーイ(40半ば)を弄びやがって。
アンドレアス君はそれよりも、ハインリヒが連れてきたアメリカ人とのコンビネーション動画の方がショック。俺の愛する推しがかっこいいんだが、その男だれよ!(ジェットは米国トップクラス機密マンなのでアンドレアスの方では知らなかった
この人、陸軍経由→G9の試験に受かってハインリヒに出会ってしまってからは完全にハインリヒ一筋だったのに、今後どうするんでしょうね…(ちなみにバイセクシャル)
捧げた20年について後悔はしてないけど、やっぱり対面で退職を報告されたかったな…って思っている。
ハインリヒ、1度くらいデートしてやれよ…(私も可哀想に思えてきた)
アンドレアスがハインリヒにプロポーズしたことは数え切れない。しかしその度に「すまんな、お前のことは好きだが、お前と同じ意味じゃない」「懲りねえな」「何度言えばわかるんだ」「お前はいい友人だよ」などと言われて断られている。諦めが悪い。バレンタインに薔薇を抱えて出勤するのが恒例。(なおその薔薇は毎年掃除のおばちゃんの待機するお部屋に飾られる)
諦めが悪いところと自分に対する限りないポジティブさに、ハインリヒは「なんで俺はこういう男に言い寄られやすいんだろうな…」と某アメリカ人を思い出しながら考えてしまうのだった。絆されなかったのは多分アンドレアスが結構いかつめのゲルマン顔だったからと思われる。(顔かよ)
・エアハルト君は西側のいいとこのお子さんだったので、比較的差別意識がなく(良くも悪くも)、距離なしメンタルつよつよマン。最初は単純に「手からマシンガン撃てるのかっこいい!」くらいの気持ちでいたので、ハインリヒから見れば正直鬱陶しいわ忌々しいわという時期もあった。
ハインリヒは父親と同じ年生まれ。
ハインリヒのこと大好きだけど、完全に弟・息子のスタンスなので、根負けした後のハインリヒは割と安心して付き合ってる。ただ、長女の名付け親になってって言われた時は困って断った。(死神が子供の名前つけるなんて…とか思ってたから
家族ぐるみのお付き合いで、ハインリヒはエドの長女と次女の初恋の相手(一桁年齢台)長女の結婚式にも出た。
なお、ハインリヒFCの責任者がエアハルトの為、ハインリヒ本人は渋々その存在を公認している。だいたい勝手に写真を撮ってくる(FCに流す前には一応許可を求めており、隠し撮りを無許可で流すようなことはしない。ただし、ハインリヒが渋ってもニコニコと「とても素敵な写真なのに!」などと言ってくるので、押しに負けて許可しているものもある)
教官の本日ランチ写真は献立のみが撮影され、大概食堂のものなので見る必要があるのかは甚だ謎。最初の頃はエドが撮影していたが、今はハインリヒが自分で撮影してエドに送っている。
ほんまにメンタル強いなエアハルト。こんなキャラにでもしないと23年もハインリヒにあの距離感で付き合い続けられなさそうだったので致し方ありません。
・リアン君周り辺りの年齢になると、幼い頃に内部式典でデモンストレーションを目撃した警察高官やG9EXの子供世代が割といるため、組織の中では世代が若くなるほどハインリヒへの好感度は高い。
教官世代も元部下や元同僚の為、帰国直後と比較すると居心地が良かったのだが、その分精神的にはちょっと自己嫌悪や自己卑下が高まってもいたハインリヒ教官。めんどくせえ男だな。
とはいえ、宗教的な理由で忌避の態度を示す者や、単純に性格などの不一致でハインリヒを嫌う者も一定数存在する。
自分のことをあからさまに嫌ってる奴を見るとワクワクしちゃう。ちょっとだけ。
・ハインリヒは対外式典等では概ね政治家や高官の傍に警護役儀仗兵として立つ事になるので式帽とサングラス着用が許されている(記録媒体にハッキリと顔を残さないようにするため)
・リッキー(GSG-9創設者、ウルリッヒ=クラウス・ヴェグナー、1929年生、実在の人物です)とはリアル先輩後輩になる年齢差。帰国時には既にリッキーが引退していたので直接の上司部下になることはなかったが、当然妙な存在が大事な組織に所属することになったと聞いて、ヴェグナーは度々GSG-9を訪れている。
ハインリヒの人となりを知ったあとは後見人同然のように振舞ってくれるようにはなったが、ハインリヒとしては親しいというよりちょっと恐れている。
なお、この方は2017年の年末に亡くなられているので、少なくともコ4にはそれまでに完全回復していていただかないと困る(葬儀に出席しますので…)
・ハインリヒの立場としては、西ドイツ帰国直後はちょっと遠巻きにされてた感じ(現役時代)で、4年程度G9現役部隊に所属、その後すぐ教官職に。西の上役は比較的事務的で腫物に触らず感があったが、東西統一の辺りで結構ゴタゴタしたし、屈辱的でめんどくさい接待もしたが、まあ仕事仕事と割り切る諦めを手に入れる。
外側だけが強化されていき、内面はどんどんトロトロ豆腐メンタルに。
左手の人工皮膚については、消耗が激しい割にあまりにも母国の技術力がギルモアと比較して追いつかないので、帰国後数回目のメンテから換装をやめた。
自分からのモーションで相手をした男女はゼロ。(ここの設定流石にアレなので未だに迷ってる…たまにベルリンまで行ってボトムの男を相手にしててもいいんだけど、感情の伴う関係の個人には存在していて欲しくない…。ふんわりいい雰囲気になる女はいたけど、本国にいることもありヒルダへの罪悪感が強く出ていて結局遠ざけてしまうなどする)
ただし、施設内では明らかに女性に対して優しく、気遣いも出来るので、周囲にはストレートであろうと思われている。だがそれでも男にもそこそこモテる。
ある種「無害アイドル位置」としての人気だったので(サイボーグであるということがザンクト=アウグスティン勤務の人々には基本的には隠されない為。ただし守秘義務はある)ジェットを連れてきた後はまことしやかに色んな説が囁かれた(それと、耐えられずに「ここだけの話」を吐露した目撃職員たちによってここだけの話は割と広まることになるのだが、その後アンドレアスが一週間寝込んだ。他にも同様の理由で休暇を申し出た職員がいるとみられるも、発症数は不明。
職務に責任感はあるが2012年時点では未来に希望がないため、自死願望の発露があった(過去形)衝動性はなく慢性的なので、本人もあんまり良くないなと思いつつ解決策も理解しているので放置。本編事件の後はすっかり快癒。ヴェネツィアアニマルセラピー()ってやつは効くなぁ。
ハインリヒは27年寮生活をしていて特別に2部屋与えられているが、それだけ長期間暮らしている割に私物が少ないので、入室を許された職員はだいたい物の少なさにビビる。誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどになると荷物が増えるが、空き部屋や倉庫に一時保管するので部屋は圧迫されづらい。
放っておくと朝昼晩と寮や職場の食堂で適当に出されているものを食べることしかしないので、エドやアンディや他の人々が良くホームパーティなどに呼び付けて飯を食わせる。たまに1人で過ごしても基本外食。料理しない。そもそも戦前生まれの男なのでドイツにおいても家事は女の仕事という雰囲気が主流だった時代を生きており、多少そういう性格のせいもある。ただし、この頃は専ら「自分のためだけの料理は効率的ではない」という考えのせい。
他人の為ならある程度やらないことはない。粉物を捏ねたりするのは勘弁してくれ(手がね)
その分、掃除や洗濯はこまめにするし、車両点検や設備修理の話を聞くと顔を出しに行くことが多い。専門外ながらヘリの整備にも顔を出す。
休みはケルンやボンの図書館に行ったり、自分の訓練(人間としての体術や兵器の扱いの習得)をしていた。
年に一・二度はフランソワーズが訪独していて、各メンバーのことはそこそこ聞いてはいた。グレートも不定期に会いに来ていたが、お互い立場があるので年々壁が出来ていく感じがしてちょっと寂しい。ベルリンやポツダム行きの用事がある時はベルリンの張々湖飯店で食事をするのが楽しみ(2003年以降)事前に連絡しておくと、張大人は大体ベルリンに来てくれていた。癒やし。部下や同僚にも、お前らベルリンに行くことがあったら張々湖飯店行けよって言ってた。
他に気になることがあれば、聞いてくれたら答えられるやつは追記します(面白そうだから)