Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    リク@マイペース

    @em_up6

    ※無断転載&無断使用&AI学習禁止※
    好きな時に好きなのだけ描きたい。
    ギャグ系とかsukebeが多めかも。気分次第です。

    DQ11(グレシル/シ受/シ受固定)
    ゼルダ、スタレ

    旅芸人が左、英雄が旅以外とのカプ、攻受逆転は無理です…汗。守備範囲はジャンルによって変わります。
    X垢かここかブルスカによくいます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 🙏 😍 👏
    POIPOI 1184

    リク@マイペース

    ☆quiet follow

    従者vs軍主の終わりなき戦いが、今始まるーーーー(大袈裟が過ぎる)
    (※にょぼちゃんは出ません)

    ##幻水お話

    グレミオvs2主メインの主→→にょぼ(※出ません)小話それは真夜中に起きた珍事件だった。
    愛する者に会いに行くと告げたことを発端に、すべきことを投げ出した大馬鹿者を逃してたまるか!!と、色々な妨害を仕掛けた鬼が通り名となっている軍師と襲い来る(※違)味方との死闘が城中で繰り広げられたのである。
    が、流石は天魁星、どうにかこうにか紙一重で潜り抜けたらしい。

    血まみれになってしまったらしいがそこは紋章を使ってサッサと回復回復!
    余談だが彼を血まみれにしたのは緑の衣服を纏った少年だとか。心の底から楽しそうな表情を浮かべて紋章を発動させて切り裂いていたと複数人からの証言があるが、そこは聞かなかったことにしよう。

    彼は勝利したのだ!何に?という疑問は受け付けません!とにかく勝利をもぎ取り城から脱出したのだ!
    だが油断は出来ない、と珍しく頭が働いた(某軍師談)彼は死に物狂いで走り抜け、愛しの君へと会いに行ったそうな……。

    辿り着いたはグレッグミンスター。かの英雄が眠る(=自宅でぐっすり熟睡中)国の都。
    生命の活動は少ない中、一目散に向かった所は勿論ーーーー。
    トランの英雄にして全てに愛されると言っても過言ではない天使、ティリス・マクドールが住まう館である。


    「おはようございまああぁぁああぁあす!!!!!ティリスさああぁあぁぁあん♡♡♡♡♡貴女の未来の旦那様ですよおおおおおぉぉぉおぉお♡♡♡♡♡貴女に会いたくて来ちゃいましたああああぁぁぁああぁぁぁぁあ!!!!!」
    「………………おはようございますリオウ君。朝から無駄に大声で叫ぶのはやめて頂けますか??ティリス様のお目覚め時に不快な奇声は必要無いのですよ??むしろリオウ君が来なければそのような心配をする必要はないのですけれどね??あぁ今のはただ単に思っただけなので気になさらなくて結構ですよ??えぇまっっっっったく気になさらなくて結構ですよ??そうそう、リオウ君は近所迷惑という言葉は勿論ご存知ですよね??ハイランドの地方で暮らしていたとしても今はデュナン軍という大軍の頂点に立つ軍主という立場ですし仮に知らなくてもマッシュさんのお弟子さんだったら優秀な軍師の方や以前ではありますが坊っちゃんに対して不躾な態度を取っていた方もいらっしゃいますし知識や知恵を仕込まれているでしょうから知らないはずは無いですよね??」
    「おはようございますグレミオさん。朝っぱらから僕への嫌味のオンパレードありがとうございますハハハハハ。一部僕以外への嫌味もありましたけど、そこは僕関わってないんでスルーしますねハハハハハ。ってかシュウ達の嫌味とか聞きたくねーわ、あー聞こえない聞こえなーい。それよりもティリスさんに会いに来たのでさっさと会わせてくれませんか?ってか会わせろよ時間が無駄になるだろこの野郎」
    「これはこれは嫌味だなんてこのグレミオ!!常に坊っちゃんを追いかけ回して付き纏いましてや仮にも軍主の立場にありティリス様とも面識のあるリオウ君に暴言を吐くなど畏れ多くて出来ません!!失礼極まる言動は一度たりとも言ってはいませんね!!」
    「……」
    「……」
    「グレミオさん、最近寒くなってきましたよね?体を動かしたら温まるしストレス解消になると思いません??」
    「奇遇ですねリオウ君、私も同じことを思っていたのです。あぁ汗を拭くためのタオルが必要ですね。いや、汗を拭くだけではなく人一人包むことが出来る位に大きな布が良いと思うのですがどう思いますか??」
    「……どうせなら近くの草原とかが良いと思うので、そこに行きますかグレミオさん」
    「……確かにそこなら思いっきり動けそうですね、そうしましょうリオウ君」


    朝っぱらから近所迷惑というレベルを通り越したやり取りを側から見ていた男が、同じく隣で見ていた女に小声で話す。


    「……なぁクレオ」
    「私はティリス様を起こしに行くからあれらの処理は頼んだよ」
    「押し付けかよ!?」
    「当たり前」


    後を任された(押し付けられた)男は我関せずを貫く女を見送った後、面倒だと思いつつ決闘(?)を行おうと都の外へと向かった二人を追いかけた。足取りがとても重そうだったけど何だったの?と近所の宿の女将が押しかけて来た未来が訪れるのだが、今の彼には知る由もなかった。





    ……って朝食の用意は!?


    終わりっ!
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works