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    hyoukaaisu

    趣味で小説を書いています

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    hyoukaaisu

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    『掴んだこの手を離すな』
    ブレイサ
    フォロワーさんからの無茶振り唐突企画
    このお題で書くんだ!私のターン。

    ブバがイサ三の夢を見ているのか
    イサ三がブバの夢を見ているのか
    お互いの掌の上で共に同じ夢を見ている

    掴んだこの手を離すなブレイバーンの両掌の上でぐっと伸びをする。
    春のぽかぽか陽気に「ふぁ~っ」と欠伸すら出るのだからイサミ自身もたるんでいるなと感じるが
    今日は、2人でゆっくりしようと決め
    日光浴でもしながら花見を楽しもうとのブレイバーンの提案でこうして桜を2人で愛でていたのだ。

    気温は20℃
    少し汗ばむ程度のちょうど良い暖かさ
    ブレイバーンと同じ高さでゆったりとくつろぎながら伸びをするイサミの姿は猫のようにも見えるだろう。

    『イサミ、暑くはないか?』
    「……ん、大丈夫だ」
    ぬっ、とブレイバーンの頭がイサミの少し火照った身体に影を落とし涼しい風を贈ってくれるのだから。
    『イサミ、お茶と桜と言えばJapanでは三色DANGOだと聞いてな用意してみた』
    ブレイバーンのコックピットが開かれ、用意されていたブレイバーン印の風呂敷と水筒を受け取り、開けるとピンクと白と緑色の三色団子が3本入っていた。
    ふんわりと香るよもぎの優しい匂いは懐かしい気分になる。

    「ありがとう、ブレイバーン
    ……いただきます……んっ……美味いな」
    もちもちとした弾力。
    もち米ではなく、上新粉団子特有の柔らかさ、優しく包むような味わい。
    最後のよもぎも美味しいく、その後にお茶を飲むとさらに美味しく感じる。
    「ほら、ブレイバーンも食べろよ」
    ブレイバーンが食べやすいように団子を串から抜いて、『あ~ん♡』と口を開けるブレイバーンにイサミは苦笑しながらも同じように「ほら、あーん♡」と言いながら食べさせる。
    『イサミにこうして食べさせてもらうと133倍美味しいな』
    花より団子よりイサミなブレイバーンと笑いながら残りも仲良く食べ終わる。












    ふわりと散る桜の花弁が眠るイサミの鼻先に蝶のようにピタリと止まり、風と共に飛び立った。





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    hyoukaaisu

    DOODLE『君を食べたい』
    かんブレイサ
    イサ三の愛と勇気で紡がれ
    イサ三の愛と勇気でふっくらもちもちと膨らんだ30cmのプリティキュートな姿は仮初めの姿
    しかして、その実態は9mの鋼鉄の🤖であり、世界を救ったスーパーアルティメットハンサムロボット、ブレイバーソである
    から始まるクッキー缶にまつわる話を書いた

    本当は、空っぽのクッキー缶にイサ三との
    大好きな思い出をつめるお話を書こうとしました
    『お前に食べられたい』赤と白のふわふわ生地の身体に金色の柔らかいカッコいい角、
    そして緑の瞳をもつ可愛らしいぬいぐるみであるブレイバーン。
    イサ三の愛と勇気で紡がれ
    イサ三の愛と勇気でふっくらもちもちと膨らんだ30cmのプリティキュートな姿は仮初めの姿。
    しかして、その実態は9mの鋼鉄のロボットであり、世界を救ったスーパーアルティメットハンサムロボット、ブレイバーンである。
    ……ということは、イサミと元ATFの皆と一部の偉い人と、それなりに認知されているがいちよう国の重要機密事項なので他の皆には内緒だぞ。

    「誰に向けて言ってるんだよブレイバーン」
    『これまでのあらすじを私なりに考えてみたんだイサミ』
    世を忍ぶ仮の姿として、花屋を始めたイサミとブレイバーン。
    1989

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