各サイト小説比較・個人サイト→設定したりが大変（テンプレートなどもあるが他の選択肢よりも手順が多い）が自由度高め。シンプルにも凝ったデザインにもできる。リンクを貼ったりしなければ誰も見る事も出来ない。完全に個人独立型。

・POIPIKU→大元が手書きブログと同じみたいでイラストなどの画像には強さを見せるが、小説はまだβ。本文は10万文字まで可能で縦書き横書きの選択ができる。本文用のタグに関して詳しい記載ないが、「青空文庫記法、カクヨム記法、ピクシブ記法も使えます。」との記載あり。タイトルとキャプションもある。
画像と同様、作品に「らくがき」「できた」「メモ」「お品書き」などなどの複数の表示から選択して状態を設定できる。

ショーに夢中なキミだからこそ深呼吸をして眼の前のボタンを押す。
ピンポーンと軽快な音を鳴らして暫くするとドアが開いた。

「いらっしゃい、◯◯くん。
どうぞ。」

ドアを開けて中へと促される。

「…お、お邪魔します…！」

緊張するのも無理はない、と思う。
付き合い始めてから初めてのお家デートなのだから。
部屋へと案内されて好きなところに座ってていいよと言われた。
…と言っても、類くんが作ったロボットやら工具やらで座れるところは限られていそうだが。
とりあえずものに当たらないよう、踏まないようにこれまでにないくらいに集中してなんとかソファの縁までたどり着く。
ソファに背中を預けるように座り、近くにあったロボットを眺める。

「おまたせ。
オレンジジュースがあったからそれにしたけど良かったかい？」