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    秘みつ。

    @himi210

    @himi210 小説 / 毎日更新12:00〜21:00 / 凪茨右茨ジひジ▼感想質問お気軽に📩 http://bit.ly/3zs7fJw##ポイピクonly はpixiv未掲載ポイピク掲載のみの作品▼R18=18歳以下閲覧禁止▼##全年齢 for all ages▼連載一覧http://hi.mi210.com/ser▼連載後はpixivにまとめ掲載http://pixiv.me/mi2maru▼注意http://hi.mi210.com/guide▼フォロ限についてhttps://poipiku.com/19457/8988325.html

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    1214Eden茨♀全年齢▼孕ませ前哨戦

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    Eden茨♀はらませ 三人が本気の顔をして俺に迫るから、俺はデスクチェアを思わず引いた。
    「……それは……じょ、冗談ですよね」
     わざと明るく云おうとしたのにこえがひきつる。
    「……ううん、本気」
    「ほんとうのことだね」
    「マジっすよぉ」
    「は……」
     妊娠する。俺が。そうしたらいいと、云う。
     冗談じゃない。そんなお遊びでこの体を占有されてたまるか。
    「冗談はやめてください。もう終わりにしましょう、それでいいじゃないですか」
     俺は立ちあがって部屋を後にしようとした。
    「話は終わりです、俺は失礼します」
    「……茨」
    「……っ離し……」
    「茨にわからせないといけないから」
    「そうですよ、茨」
    「……っ!?」
     もみくちゃになって、ダンスのように引かれたり押されたりした。抜け出そうとすれば――俺は後頭部の強い衝撃で倒れる。意識を失わされて、この人たちの本気を知ってしまった。

     ***

     柔らかな感触に包まれていて、目を開ければ知らない天上だった。
    「ここは……」
     広い部屋に豪奢な装飾、どこかのホテルのスイートのベッドのようだ。
    「……茨、おきた」
    「閣下……殿下、ジュン……」
     三人がこちらを向いて俺の意識を確かめる。さっきまでのこと――誰かを選ぶために妊娠させられると云うことを思い出して、俺はベッドの上で後ずさった。逃げ道はない。ぎしりとベッドが鳴る。
    「……話し合ったんだけれど、茨、私たち三人と結婚すればいいって思う」
    「なにを……」
    「内縁の妻ってやつだね、法律婚は誰かとするにしても」
    「順番に赤ちゃん産めばいいんすよ」
    「は……」
     真面目な顔でいうからこわい。善人の狂気はどこまでも透明で、その牙を見えなくする。
    「……いいよね、茨。私たちはきみに……」
     閣下が俺に迫る。俺はあっという間にマウントを取られ、手をからめとられた。
    「……きみに愛を植え付けるよ」

     ***
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