【死がふたりを分かつまで】ヒュンポプ 帰宅するのが遅くなってしまったポップ。
実は、ヒュンケルには内緒で、記念日のプレゼントを用意をしていて遅くなってしまった。
ヒュンケルにはそれは内緒にしている事だからと、勝手しすぎたせいか、心配をかけてしまっている。
今日で、プレゼントは完成したから、遅くはなってしまったが、気分はよく帰宅する事にした。
「ただいま~」
部屋の扉を開ければ、目の前にはヒュンケル。
何故か雰囲気が冷たいというか怒っている。もしかして、遅くなってしまった事に怒っているのだろうかと、ポップは焦る。
「ご、ごめんな?遅くなっちまって」
「ああ」
「ちょっと仕事が溜まっててよ」
「……」
とにかく謝るしかないと、ポップはヒュンケルに向かい、眉を下げ謝る。いつもなら、ヒュンケルも仕事ならと許してくれるのだが、何故か今日は様子がおかしい。
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