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    zero_crash1

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    zero_crash1

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    「祝福をあなたに」通過して雪緒の母親について設定固めてみた

    雪緒の母親について雪緒は5歳で藤宮に引き取られた。
    ネグレクト気味だった母親が雪緒を置いて突然帰国してしまったから。
    ゴミだらけの部屋に1人でいたのを保護された。

    見つけたのは母親の同僚で雪緒を可愛がってくれてた人。その人が藤宮家に繋ぎをとってくれたおかげで助かった。雪緒はその人の顔も名前も覚えてないけど、よく遊んでくれてたその人の香りは覚えてる。煙管から立ち上る紫煙と香りだけが5歳までの雪緒の幸せな思い出。

    雪緒の母親は雪緒が生まれた時までは優しかったけど、育児と産後の体質の変化に耐えられなくて雪緒を放置するようになってる。(雪緒の父親から経済的な支援は受けていた)

    雪緒を産んだことでああなったってのを誰も教えてないけど、雪緒は勘づいている。でも、今となってはどうでも良い事とも思ってる。

    母親からもらえなかった愛情は、異母弟から分け与えられたから。

    正しく愛された幼い虎徹が、雪緒に懐いて、ただ無償に雪緒を愛してくれて、雪緒を必要としてくれる。(この辺がキー・コネクションになってる理由)

    藤宮に引き取られてからの雪は充分満たされているので、雪にとって実母はどうでもいい他人でしかない。
    母親のことを指すときも「私を産んだ女」って言い方をする。

    そんな感じの設定を考えてRP作ってましたー
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    DONEGRATE×GREED×CHOCOLATE
    リュリュのはなし




    一日ひとつ、浮世の楽しみを形にしよう。

    心がきらめくような喜びを、
    遠く夢みた憧れを。

    小さき命の愛らしさを、
    垣根の下に咲いた日陰の花のいじらしさを。


    ──なあ、悪魔よ。
    我はまだ「人」のフリをして、最期まで足掻きたいのだよ。
    ──────────────────────────────────────────────
    GRATE×GREED×CHOCOLATE

    「やはり、一日ひとつが限界かの」
    生まれたばかりの小さな星型のチョコレートを手のひらに転がし、リュリュは深く溜息をついた。錬成に集中したせいか、頭の深部が銀色の靄でもかかったかのように、重く、鈍く、痛む。眉間に寄った皺を親指でぐいぐいと伸ばす。それから、その小さな体躯の隅々まで行き渡らせるかのように、ゆっくり、大きく息を吸い込んだ。

    リュリュには、かつて大魔術師と呼ばれた時代があった。

    この界隈でいう魔術師の強さとは、必ずしも物理的な破壊力や影響力を指さない。襲い掛かる敵を薙ぎ払ったり、巨大な建物を倒壊させたりすることができたとしても、それはただ、発動した術のおこした結果にすぎない。ここの……菩提樹の術者と呼ばれる連中は、どちらかといえばそれらを起こすプロセスの方に強く注目し、評価した。リュリュが得意とする術式は、感情、記憶、因果……そういった目に見えぬものの理を解き、変質させ、事象を引き起こす。そういう類のものだった。
    悪意を呪いに。願望を幻覚に。物質に思いを結びつけ、別のカタチに。
    柔軟かつ汎用性のきく術式、発動した事象の影響力、そ 4974