茂みに鼻を埋めた🎴は、目を閉じ、息を吐き切り、杏子のこもった匂いを目一杯に吸い込む。
汗と、彼女の匂い、蒸れた香り、鼻をこしょこしょとくすぐる少し硬い毛先の事なんてこれっぽっちも気にならなかった。
息を吐くのが勿体無い、とすら思う。
だめだ、めまいがする。息を吐かなければ。そうしたら、すぐにまた。
想像するだけで、びくびくと、腰が震えた。
「やめてくれぇ(//><//)」
っていう

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