「ケープ振り合うも多生の縁」仲直りレヴは製薬室にこもり、トロはリビングでクッション抱えて寂しそうにふて寝しはじめる。
窓の外からレヴとトロを交互に見てしょんぼりするレディ。
しばらく時間がたった後、レディの嘶きが響く。
どうしたという感じにでてきたレヴの首根っこを咥えてひっ捕まえ背中にのせる。
しっぽにでも掴まってろよ、と言わんばかりに尾でトロをバシバシとひっぱたく。
有無を言わさぬマンタ爆速で二人をつれさるレディ。
着いた先は楽園で、尻尾からトロを叩き落としレヴもやさしめに背中から投げ降ろす。
尻尾でトロをレヴにおしつけるレディ。
とまどうトロに、うつむいて小刻みに震えるレヴ
レヴ「…ふ、ふはっはっ」
ゴロンと笑いながら大の字になるレヴ
レヴ「そうだな、レディ。君を困らせてはいけないな」
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