本当は。【出会い編】石「石切丸という。」審「わあ…。」私が審神者になる前に初めて見た刀剣男士が彼であり、素敵だなあと思っていた刀剣男士。石切丸。最初は好青年のような人だと思っていたが、会ってみるととても綺麗な顔立ちをしていながらもたくましい体型をしており、とても穏やかで落ち着いた声色をした本当に神様のような刀剣男士だった。存在感に圧倒されてしまい、固まってしまった私に彼は思わず笑みをこぼした。石「あはは、そんなに固くならないで。私はそこまで偉い人じゃないよ。君の力で生まれた、君のためのこの身だ。今日からよろしくね。」審「よろしくお願いします。」なんて完成し切った性格の刀なのだろう。頼れる存在すぎる。彼ならきっとこの本丸の大黒柱となって皆を引っ張っていってくれそうだ。…と思っていたが。
1934