相棒共犯組vs逃亡共犯組のクソ妄想追ってた犯人がまさかの別世界の自分達だった?!な相棒共犯組、
なんかよく分からんけど追ってきてたサツが別世界の自分達らしい?!な逃亡共犯組
相マレ「まぁ、俺達なら逃してやるか。こんなことになってんのはそれなりの理由があんだろ?」
相ハロ「…?!マル、だとしても彼等は、
逃マレ「あぁそうかい、恩に着るぜ。じゃあとっととトンズラさせてもらう。」
逃ハロ「…」
さっさと逃げていく逃亡者の2人
ー
逃ハロ「なぁ、ワタシには別世界のとはいえキミがああも簡単にワタシ達を逃がすとは到底思えないんだが…」
逃マレ「あ?俺だってそんなこたァ分かってんだよ。後から追ってくるに決まってんだろ、バラけて殺んぞ。」
逃ハロ「…あぁ、了解した。」
(とは言いつつ逃亡者ハロルドさんに殺す気は無い)
ー
相ハロ「どうしたんだマル、今の判断は随分キミらしくない。」
相マレ「…あぁ、まぁちょっと芝居臭かったか?
……来んぞ、伏せろ。」
相ハロ「!」
しゃがんだ瞬間2発の銃弾が2人の頭上を掠める。
即座に銃声のした方向に数発撃ち返す相棒マレンゴ。
相マレ「……まぁそうなるよな、俺が同じ立場だったら頭狙いで撃ち殺してから逃げる。」
相ハロ「…なるほど、さっきのは演技だったのか。すぐに後を追おう。」
相マレ「言われなくても。銃声で大体の位置は分かった。それに今打った分1発くらいは当たってんだろ。」
ー
逃マレ「…ッチ…」
さっき撃たれた1発が肩に命中した逃亡者マレンゴ。応急手当で止血しつつ通信機で逃亡者ハロルドさんと連絡を取る。
逃ハロ「マル、無事か?」
逃マレ「あー…肩に掠っただけだ。多分俺の居所は割れたから逃げる。お前はそのまま隙を見て狙撃しろ。」
逃ハロ「…わかった。では後ほど…適当な場所で落ち合おう。」
ー
走る相棒共犯組。すると先程とは違う方向からの狙撃。脚を撃ち抜かれる相棒マレンゴ。
相ハロ「マル!」
相マレ「……ッ…はは、こりゃ想定外だな。あっちのお前は銃扱えるみたいだぜ?」
…とかなんとか!!
逃亡者ハロルドさんが相棒マレンゴを撃ち抜いたのは、彼を撃ち抜けば相棒ハロルドさんは自分達を追うよりまずそっちに気が向く、と予測したからなのかな…自分もそうだから…とか…
この後実質1対2じゃあ分が悪い!と鍛えられる相棒パロのハロルドさん…武器を同じ銃にしちゃうと意外性がなくて勝算がイマイチ立たないのであえての近距離武器を持たされたりとか…