初恋泥棒ノイ(+チャ)前から、色んな方の呟きを横目に見つつ、ムゥマリュのお嬢さんの初恋はのいまんだと思っていて。そこに、昨日からチャが混ざってきて、子供の相手が上手そうなノイとチャ、の妄想が再燃している。

ムウマリュのお嬢さんの初恋はノイだけど、キララクのお嬢さんの初恋もノイだと良いと思っていて。初恋キラーですよ、彼は間違いなく。

最初の頃は、対こどもだから、お兄さんムーブでしょう？だけど、彼女たちも成長するにつれて気づく。このお兄さんかわいい？なんかふわふわしてる時あるよね？？？と。ギャップで2回好きになっちゃう。

でもって、なんかノイさんあんまり老けなそうだし。(種自由じゃ若返ってるし)チャさんも隣に居たら、余計若く見えそう。鍛えてるから、おじさんって感じに弛んできたりもしないだろうし。あんなお兄さんたちに幼少期に出会ってたら、同じ年頃の男の子たちは子供に見えちゃうだろうなぁ。

桂花　珍しい物を貰った、と差し出された瓶には白い物を纏った濃いオレンジの小さな塊が幾つも入っていた。
　何だろうと思いながら開けてみると、懐かしい芳香が鼻先をくすぐる。この香りは…。
「……金木犀？」
「なんだ、知っていたのか」
　少々残念そうに言いながらオルテガが俺の隣に座る。どうやら瓶の中身は金木犀の砂糖漬けのようだ。
「遥か東国にある珍しい花だそうだな」
　オルテガの口振からするに、この国には金木犀は生えていないらしい。くん、と香りを確かめるとやはり懐かしい香りがする。
「食べ物なのか？」
　甘い芳香が特徴的な花ではあるが、食べ物として認識するのは初めてだ。スミレの砂糖漬けがあるくらいなんだからあってもおかしくないか。