IoAgシナリオ一部紹介IoAgシナリオ一部紹介
※「」一つで会話ウィンドウ一つ分の台詞と思ってください
※ゲーム風に作ったので主人公(タイガ)の台詞がありません
※ミハルは出ません
※進行中のシナリオやイベントによって、日常会話時に「特別な話題」を選ぶ事ができます
(追加台詞とあるのはこの「特別な話題」を示しています)
①シャーロット出会いイベント
マヤの家にやってきたシャーロット。
シャーロット
「あ・・・・・・。」
「・・・・・・君は?」
タイガ、説明するモーション。
シャーロット
「マヤさんの甥?」
マヤ
「あら、シャーロット。」
シャーロット
「マヤさん。」
家の中からマヤが出てくる。
マヤ
「そんな所につっ立ってないで、中へお入り。」
シャーロット
「うん。」
場面転換→マヤの家の中
リビングで向かい合って座るも、会話の無い二人。すると突然、大きな腹の音が。
«選択肢»
A:何の音?(好感度変動なし)
シャーロット
「さぁ・・・・・・。(ぐー)・・・・・・うーん。」
B:お腹空いてるの?(好感度UP)
シャーロット
「・・・・・・うん。ちょっとだけ。」
台所にいるマヤの所へ。
マヤ
「シャーロットが腹減らしてるって?しょうがない子だね~。これを出してあげな。」
マヤにパンをもらってシャーロットのところへ戻る。
シャーロット
「・・・・・・食べていいの?」
「・・・・・・いただきます。」
「・・・・・・おいしい。」
「君は食べないの?」
«選択肢»
A:全部食べていいよ(好感度UP)
シャーロット
「え・・・・・・。」
「君、いい人だね。」
B:一緒に食べようかな(好感度小UP)
シャーロット
「うん、一緒に食べよう。」
シャーロット
「マヤさんのピーナッツサンドは、アガルタ島で一番おいしい。」
マヤ
「何言ってるのよ、そんなわけないでしょう。」
マヤが台所から戻ってくる。
シャーロット
「・・・・・・ほんとだよ?」
「マヤさんのピーナッツサンドは、わたしの命を救ったから・・・・・・。」
「ふう、ごちそうさま。お礼に、雑草抜いていくね・・・・・・それじゃ、また。」
家から出て行くシャーロット
マヤ
「変わった子だろ~?いい子なんだけどね。ヒース牧場の娘さんなんだ。」
「アンタも今度、遊びに行っておいで。」
「・・・・・・あたしのピーナッツサンド?買ってきたパンに買ってきたピーナッツバターを塗っただけだよ。」
「前に、シャーロットが家の前で腹を空かせて倒れていた事があって・・・その時にピーナッツサンドを食べさせたら、大層気に入ってね。」
「ま、アンタも腹減ってる時は作って食べてみなよ。」
ピーナッツサンドレシピ入手
※このイベント後にシャーロットとの会話に「マヤのピーナッツサンド」追加※
シャーロット
「わたし、マヤさんのピーナッツサンドには・・・魔法がかかってると思う。食べると、すごく元気になるの。」
「・・・・・・え?普通のパンに普通のピーナッツバターを塗っただけ?」
「むう・・・・・・それじゃあ、マヤさんが作ることに意味があるのかも。」
「・・・・・・マヤさんのこと、助けに来てくれてありがとう。わたしもたまに、様子見に行くから。」
***
②ジルとシャーロット
マヤの家に入るとイベント発生。
マヤ
「タイガ。ちょっとお使いを頼まれてくれる?」
「こないだ、シャーロットが毛糸をくれてね。お礼を代わりに持って行ってあげてほしいのよ。」
«選択肢»
A:いいよ
マヤ
「ほんとかい?ありがとね。じゃあ、これ。よろしくね。」
B:ちょっと忙しい
マヤ
「あら、そう・・・?そういう事なら仕方ないね。」 ※イベント終了
場面転換→ヒース牧場の外
シャーロット
「・・・タイガ。わたしに何か用?」
「・・・・・・!これ、マヤさんのピーナッツサンド。」
「毛糸のお礼?そんなのいいのに・・・・・・ありがとう。」
※出会いイベントで一緒に食べた場合「・・・タイガも、一緒に食べよう。」が追加される。
ジル
「よっ、シャーロット。」
シャーロット
「・・・・・・ジル。」
「・・・・・・よっ。」
ジル
「まーたピーナッツサンド食ってるのか?」
シャーロット
「これは・・・・・・特別。マヤさんが作ってくれたから。」
ジル
「あー、はいはい。魔法のピーナッツサンドな・・・・・・その話、腐るほど聞いたよ。」
シャーロット
「・・・・・・ばかにしてる。」
ジル
「ククッ。お前、昔っからピーナッツばかり食ってるからな。肉や野菜もちゃんと食えよ。」
シャーロット
「・・・・・・こども扱いしてる。」
ジル
「アタシから見れば、まだまだガキだよ。じゃあな、アタシは中に用事があるからよ。」
シャーロット
「・・・・・・。」
「あ。」
「・・・・・・食べ終わっちゃった。」
※このイベント後にジル「シャーロットのこと」、シャーロット「ジルとの仲」が追加※
ジル
「シャーロットか・・・・・・アイツ、変なヤツだろ?」
「いっつもボーっとしてるけど、馬を走らせると早いんだよ。」
「もし草競馬で当たっちまったら、覚悟するんだな。」
シャーロット
「ジルは・・・・・・ライバル。何度挑んでも、勝てない・・・・・・くやしい。」
「あと、こども扱いしてくる・・・・・・。」
「え?キライじゃないよ。むしろ、大好き。」
「優しいの、ああ見えて。」
***
③ジュード出会いイベント
住民挨拶中に発生?(未定)
マヤの家の手前。
ジュード
「あれ?おーい!!」
ジュードが遠くから走ってくる。
ジュード
「あ、やっぱり!マヤさんの甥っ子って、お前だろ?」
「俺はベンネル農場のジュード。よろしくな!」
「これからマヤさんのトコに、差し入れ持って行こうと思ってさ。牧場に戻るところだったんだろ?一緒に行こうぜ。」
«選択肢»
A:遠慮する(好感度変動なし)
ジュード
「あー、いきなり馴れ馴れしかったか?よく言われるんだよ、距離が近いって。」
「驚かせて悪かったな。ま、折角だし一緒に歩こうぜ?」
B:よろこんで(好感度UP)
ジュード
「お、そう来なくっちゃな!」
「年が近いって聞いててさ、楽しみにしてたんだよ。じゃ、行こうか。」
並んで歩きだす。
ジュード
「・・・で、名前は?・・・タイガか、いい名前だな。」
「時折こうして差し入れがてら、マヤさんの様子を見に行ってるんだ。」
「マヤさんの旦那さんの事・・・聞いたか?」
「葬式に誰も呼んでなかったからさ・・・家族に話してないんだろうなって思ってたんだ。」
「俺達も力になるから、タイガも何か困った事があったら言ってくれよな。」
«選択肢»
A:ありがとう(好感度小UP)
ジュード
「おう!」
B:相談したい事がある(好感度UP)
ジュード
「ん?何か困ってる事でもあるのか?」
«追加選択肢»
B-1:動物の世話の事(好感度変動なし)
ジュード
「ハハハ、それは俺じゃ力になれねぇよ。」
「そうだな~、馬の事は馬車小屋、牛の事はカーウェン牧場、羊やヤギはヒース牧場、鶏の事はコッチ養鶏場を頼りゃいいぜ。」
「みんな何だかんだ気にしてたし、そのうち様子見に来るんじゃねぇのかな。」
「ま、あんまり気負わないこった。」
B-2:作物の世話の事(好感度小UP)
ジュード
「ああ、確かにマヤさんの所にも畑があったよな。」
「あそこは土が肥えてるから、本当は畑に向いてる土地なんだ。」
「よし、それじゃあ明日にでも色々教えに行ってやるよ。今日はもう畑仕事をするには遅いからな。」
B-3:マヤへの接し方(好感度小UP)
ジュード
「あー・・・そうだよな。」
「でも、昔からきょうだいみたいに育ったんだろ?マヤさんが言ってたよ。
「変わらない態度で接してやった方が、気が楽なんじゃねぇかな~。」
「マヤさんって気が強・・・あー、いや。しっかりしてるけど、やっぱり寂しいと思うんだよ。」
「だから、優しくしてやんな。寂しい時は賑やかにしてやった方がいいのさ。」
場面転換→マヤの家
マヤ
「おかえり、タイガ。おや・・・うるさいのを連れてきたね?」
ジュード
「やだなー、可愛い弟分だろ?ウチの野菜持ってきたから食べてくれよ。」
マヤ
「あらあら、悪いわね。まあ、入って休んでいきなさいよ。」
ジュード
「いや、今日はもう遅いし帰るよ。タイガとも色々話せたしな。」
マヤ
「そう?別に手ぶらでも構わないんだからね。また遊びにいらっしゃい。」
ジュード
「ああ、そうするよ。それじゃあ、またな。」
マヤ
「・・・農場も、今は人手が足りないってのにねぇ。」
※ジュード母キャロルと妹ミレットは所用で島から離れており、後から島に戻ってきます。
「ああやって、様子を見に来てくれるんだ。アンタと年も近いし、気が合うと思うよ。」
「夜は酒場にいる事が多いから、今度行ってみな。看板娘の子も可愛いしね~。」
※翌日のチュートリアル畑説明フェイズが終わった後、ジュードとの会話に「色々教えてくれてありがとう」追加※
ジュード
「ん?ハハハ、律儀なヤツだな~。いいんだよ、気にしなくて。」
「困った時はお互い様だからな。また何かあったら、いつでも頼りな。」
***
④ディーター&マリエ出会いイベント
チュートリアル終了後、酒場に行けるようになる。(未定)
初めて酒場に入った時に発生。
マスター
「・・・・・・?」
「・・・・・・。」
「・・・・・・何だ?飲みに来たんじゃないのか?」
奥の部屋からマリエが来る。
マリエ
「いらっしゃいませ。あら?あなたは・・・?」
タイガ、説明するモーション。
マリエ
「タイガさん・・・?」
「あぁ、マヤさんのところの!うふふ、お話は聞いています。」
「私は酒場で働いている、マリエといいます。」
「あちらの・・・ちょっと怖い顔をしているのは、ここのマスターです。」
マスター
「・・・・・・ディーターだ。他のヤツらは、マスターと呼んでいる。好きに呼べ。」
マリエ
「・・・・・・あら、黙ってしまって。どうかした?」
«選択肢»
A:マスターが怖い(ディーター好感度小DOWN)
マスター
「・・・・・・。」
マリエ
「・・・・・・そうよねぇ。愛想が無いでしょう?」
「でも、マスターの作るお酒はとても美味しいのよ。」
「それに・・・本当は優しい人なの。怖がらなくても平気よ。」
マスター
「マリエ、聞こえてるぞ。」
マリエ
「あら?ごめんなさい。」
マスター
「・・・・・・さっさと好きな所に座れ。」
B:マリエが綺麗で驚いた(ディーター好感度DOWN/マリエ好感度小UP)
マリエ
「あら、お上手ね。ありがとう。」
マスター
「・・・・・・お前、マリエにちょっかい出すために来たのか?」
マリエ
「もう、マスター・・・そんな怖い顔をしないで。折角挨拶に来てくれたのに・・・。」
マスター
「・・・・・・フン。冷やかしじゃないなら、さっさと座れ。」
C:いい店だなぁと思って(ディーター&マリエ好感度UP)
マリエ
「本当に?ありがとう!とても・・・大切なお店なの。だから、嬉しいわ。」
マスター
「フン・・・なかなか分かるじゃないか。今日は特別に奢ってやる。」
「さっさと座って、好きな物を頼め。」
マリエ
「まあ、珍しい。マスターがあんな風に機嫌を良くするなんて、滅多にないのよ?」
マスター
「・・・・・・マリエ。」
マリエ
「うふふ。さあ、こちらの席へどうぞ。」
カウンター席に座らされる。
マリエ
「お料理はどうかしら?お酒は口に合う?」
マスター
「マリエ・・・そうせっつくな。落ち着かんだろう。」
マリエ
「それもそうね・・・ごめんなさい。」
「私達、あまりマヤさんの所へ様子を見に行けないから・・・心配していたの。」
マスター
「・・・・・・少なくとも俺は、マヤが出産するまでは会えない事になっている。」
マリエ
「そんな言い方をしては、タイガさんが誤解してしまうわ。」
「・・・あのね、マスターの顔を見ると、お酒が飲みたくなるからなの。以前はマヤさんも、よく来てくれていたのよ。」
マスター
「・・・・・・おい、グラスが空だぞ。次は何にする。」
«選択肢»
A:遠慮しておきます(ディーター&マリエ好感度小UP)
マスター
「何だ、若いのに遠慮する事はないだろう。」
マリエ
「あら、若いから遠慮があるのよ。」
マスター
「・・・・・・そりゃどういう意味だ?」
マリエ
「あら、他意は無いわ。それに、他のお客さんもまだいないし・・・平気よ。」
マスター
「・・・・・・まぁ、年を取ると遠慮が無くなるってのは同感だ。」
B:次は・・・(ディーター&マリエ好感度UP)
マスター
「お、何だ?お前、イケるクチか?」
マリエ
「気に入ってくれて、嬉しいわ。何でも好きな物を頼んでね。」
マスター「他の客が来るまで、だがな・・・連中に見られると、自分も奢れとうるさい。」
マリエ
「平気でツケていくクセにね?」
「でもみんなマスターが怖いから、後できっちり払ってくれるじゃない。」
マスター
「・・・・・・。」
マリエ
「タイガさんも、ツケる時は気をつけてね?怒ったら、もっと怖いんだから。」
マスター
「コイツはそんなヤツじゃないだろう。それに、俺よりマヤの方が怖いだろうからな。」
マリエ
「そうかしら・・・・・・あら、大丈夫?顔が青いわ。そんなに怖いの?マヤさん・・・。」
場面転換→酒場の外
マリエ
「今日は、どうもありがとう。また来てね。」
「マヤさんの事も心配だと思うけれど、タイガさんも息抜きは必要でしょうから。」
「それじゃあ、おやすみなさい。」
※このイベント後にマスター「奢ってくれてありがとう」が追加※
マスター
「おい、バカ!他の客がいる前で言うな!」
「アイツら、遠慮ってヤツを知らんからな・・・自分も自分もと騒ぎ立てるに決まっている。」
「・・・・・・ま、あまり気負わんことだ。何かあれば、言え。」
***
⑤レオとの出会いイベント
※まだ作ってないけど、ヴィンスに「知り合いが来るから駐在所まで案内してやってくれ」と頼まれるイベントがある。
※タイガが来てから数週間~数ヶ月後くらいに発生。
アガルタ島の船着き場に入るとイベント発生。
レオ
「チッ・・・シケた島だな。本当にここで合ってるんだろうな・・・。
「・・・おっ。お前、この島の住人か?」
「ヴィンスってヤツ知ってるか?」
«選択肢»
A:誰?(好感度変動なし)
レオ
「あ?そういう時はテメエから名乗るモンだぜ?」
「・・・まあ、いきなり話しかけた俺も俺か。・・・レオだ。」
B:知ってる(好感度小UP)
レオ
「そいつは話が早い。」
「おっと、俺は・・・あー、レオだ。よろしくな。」
タイガ、説明するモーション。
レオ
「・・・タイガか。」
「ヴィンスってヤツが俺に仕事を工面してくれると聞いてな。」
「じゃあ、道案内頼むぜ。」
場面転換→駐在所の近く
レオと並んで歩く。
レオ
「しっかし・・・思った以上にド田舎だな。俺としちゃ、助かるが・・・。」
タイガ
「?」←ふきだし
レオ
「あ?あー・・・まあ、都会の喧騒に疲れたってヤツだな。うん。」
「・・・うん?」
駐在所の前につく。
レオ
「・・・・・・タイガ。」
「俺はヴィンスってヤツのところに連れて行けって言ったよな?」
ヴィンス
「よォ、やっと来たかい。ファーノンのドラ息子サンよ。」
レオ
「げ・・・。」
駐在所からヴィンスが出てくる。
ヴィンス
「クククッ・・・タイガ、ご苦労さんだったな。」
レオ
「おい、テメエ!!コイツのグルだったのか!?」
«選択肢»
A:グルだよ(ヴィンス好感度小UP)
レオ
「やっぱりそうかよ・・・。」
ヴィンス
「ハハッ。俺はただ、街から知り合いが来るから迎えに行ってやってくれって頼んだだけだ。グルじゃねぇ。」
レオ
「チッ・・・ふざけやがって。」
B:トモダチだよ(レオ好感度小UP/ヴィンス好感度UP)
レオ
「ああ?トモダチ、ってお前・・・。」
ヴィンス
「おいおい、よせ。親切に道案内してくれたオトモダチに、当たり散らすなよ。」
レオ
「何がオトモダチだ・・・チッ、そういう事かよ。」
ヴィンス
「何ブツブツ言ってんだ。仕事を工面してやるって言ったろ?俺は約束を守る男だからな。ほら、ついて来い。」
先にスタスタと歩いていってしまうヴィンス。
レオ
「・・・・・・おい、タイガ。お前もついて来な。」
「連帯責任ってヤツだ。」
場面転換→教会前
ヴィンス
「クララさん、いるかい。」
クララ
「まあ、ヴィンスさん。こんにちは、良いお日和ですね。」
ヴィンス
「クララさん、コイツが前に言っていた・・・」
レオ
「ちょっと待て!!その前に、俺に説明する事があるんじゃねぇのか!?」
ヴィンス
「クララさんは、ここの司祭さんだ。お前はクララさんの仕事を手伝う。」
レオ
「冗談じゃねぇ!!神なんざ信じて、メシが食えるかよ!!」
クララ
「そちらの方。」
レオ
「あ!?」
クララ
「私は、クララといいます。どうか、お名前を聞かせてはもらえますかしら?」
レオ
「・・・・・・レオだ。」
クララ
「レオさん、ご心配には及びませんよ。」
「私の目は生まれつきですから、生活に不便はありません。寝食の心配も要りません。必要な物は私が用意しましょう。」
「どうか、自由に暮らしてくださいな。」
レオ
「・・・・・・アンタ、目が見えねぇのか。」
ヴィンス
「クララさん、もしそいつが何か騒ぎを起こしたら、すぐに教えてくれ。」
クララ
「いいえ、見えなくとも分かります。この方は、そんな事をするような方ではありませんよ。」
レオ
「・・・・・・はァ。」
ヴィンス
「ま、後は勝手にしな。俺は戻るぜ、あばよ。」
レオ
「・・・・・・筋は通す。」
ヴィンス
「まあ、精々キリキリ働くんだな。」
立ち去るヴィンス。
レオ
「・・・よォ、婆さん。俺の事はレオで構わねぇ。」
「レディには優しくするって決めてるんでね。何でも言ってくれ。」
「ここにいる間は、しっかり働かせてもらう。」
クララ
「まあ、ありがとう・・・レオ。では、中を案内しましょう。」
教会の中に入るクララ。
レオ
「・・・色々巻き込んで悪かったな。」
「そういうわけで、しばらくはこの島にいるからよ。たまに付き合ってくれ。
「俺も今日からオトモダチだろ?(←選択肢「トモダチだよ」を選んでる場合のみ)」
「んじゃ、またな。」
※このイベント後にヴィンス「レオのこと」、レオ「仕事頑張って」が追加※
ヴィンス
「巻き込んで悪かった。でもまぁ、面白かったろ?」
「レオは・・・見ての通り、色々ワケありってヤツでなぁ。」
「ま、適当に仲良くしてやってくれ。」
レオ
「ははァ・・・・・・ありがとよォ。何だァ?冷やかしかァ?ああ?」
「まぁ・・・一文無しになるよりはいい。」
「お前も、ヴィンスには気を付けろ。弱味を握られると俺みたいになるぞ。」
***
⑥指笛の練習
ヒース牧場で発生。
ぴゅいぴゅい指笛を鳴らして、馬を呼ぶジルとシャーロットと、傍で見ているジュード。
ジュード
「ん?おお、タイガ!よっ!元気か?」
シャーロット
「・・・・・・よっ。」
ジル
「・・・・・・よォ。何してるかって?別に、何もしてないよ。」
シャーロット
「うん・・・・・・適当に話してただけ。」
ジュード
「すごいよなぁ、指笛で馬に自由に指示を出せるなんてさ。」
ジル
「訓練すりゃ、馬でも犬でも言う事聞くようになるよ。」
シャーロット
「・・・・・・タイガは?指笛、できる?」
首を振るタイガ
ジル
「ふぅん。じゃあ、教えてやるよ。」
「やり方は色々あるが、アタシは指を輪っかにして、指の第一関節くらいまでを口に入れて、舌を少し押し当てて・・・・・・。(ぴゅーい)」
シャーロット
「おお・・・・・・やるな、ジル。」
ジル
「お前だって同じやり方だろ・・・。ほら、やってみな。」
ぴゅいぴゅいできないタイガ。
シャーロット
「・・・・・・うーん。違う、こうするの。(ぴゅーい)」
タイガの指をくわえて鳴らすシャーロット
シャーロット
「・・・・・・ね。」
ジル
「・・・・・・シャーロット。」
シャーロット
「何?」
ジル
「お前、都会行ったら絶対にそういう事すんなよ。」
シャーロット
「しないよ。・・・・・・行かないし。」
ジュード
「シャーロット・・・。・・・ほらほら、タイガもやってみな!」
ぴゅいぴゅいできないタイガ。
ジュード
「・・・うーん、もうちょっとなんだけどな。ほら、貸してみ?」
タイガの指をくわえて鳴らすジュード
シャーロット
「あ、マネした。ジュードも吹けるんだ・・・。」
ジュード
「まあな~。」
ジル
「・・・・・・タイガ、お前怒っていいぜ?」
ジュード
「次は試しに、俺の指でやってみるか?」
ジル
「ジュード、お前ちょっと黙ってろ。」
「・・・・・・ほら。気を取り直して、もう一度やってみな。」
ぴゅいぴゅいできたタイガ。
ジル
「お、少し鳴ったな。」
「もう少しでかい音で吹けるようになると、馬や犬が大分遠くに離れていてもちゃんと聞き取ってくれる。」
「・・・ま、その前に色々な吹き方を覚えないといけないが。練習あるのみ、だな。」
ジュード
「頑張れよ、タイガ!」
シャーロット
「・・・・・・ファイト。」
※このイベント後に「・・・・・・。(ジュード)」「指笛のこと(シャーロット)」「指笛教えてくれてありがとう(ジル)」が追加※
ジュード
「・・・・・・何か、怒ってるか?」
「ああ、指笛?お前の指で勝手にやったの、怒ってんの?」
「・・・・・・他のヤツにも同じ事するのかって?
「ハハハ、しないしない!そんな事したら、怒られるからな~。
「・・・そんな顔すんなって、悪かったよ。機嫌直しな。」
シャーロット
「・・・・・・?」
「あ。タイガの指で、吹いたの・・・・・・びっくりした?」
「うん、わたしもね・・・ちょっとびっくり。」
「でも、大丈夫。もう他の人にはしない。気を付ける。」
「・・・・・・練習、がんばってね。」
ジル
「別に、大した事じゃない。ま、覚えてりゃ便利だからな。」
「ところでさ・・・・・・なァ。ジュードとシャーロットって、ズレてると思わないか?」
「アタシもこの島の生まれだし、他にも変わったヤツはいるけど・・・・・・アイツらはダントツでズレてる気がする。」
「だって普通、他人の指、勝手にくわえたりするかァ?しないだろ?」
「まぁ・・・悪いヤツではないからな。あまり深く考えるなよ。・・・アタシも考えないことにする。」