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    アガルタの島

    『ISLE of AGARTHA アガルタの島』
    設定やこぼれ話などはこちらで。
    イラストは本垢にもあります。(タグ:アガ島)
    https://poipiku.com/920843/

    ***

    Twitterで『#hrm_IoAg』をつけてお話してる事も。
    https://twitter.com/hiramy
    質問感想、励ましや応援のお便りなどは
    マシュマロ(Twitterで返信)orお題箱(返信無)からお願いします(๑╹◡╹)
    https://marshmallow-qa.com/hiramy
    https://odaibako.net/u/hiramy

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    アガルタの島

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    婿嫁の生い立ち、ちゃんと考えてないなぁと思ったら案外できてました。キール以外。
    ゲームなら主人公の過去・生い立ちはプレイヤー次第…みたいなところはありますが、一応最後の方に付け足しました。

    ##設定_人物

    主人公&婿嫁生い立ち◆リア(町長家) ※ほぼ確定◆アイリス(報道局) ※ほぼ確定◆キール ※何も決まってない◆ジル(御者) ※ほぼ確定◆シャーロット ※ほぼ確定◆サリナ ※ほぼ確定◆ジュード ※ほぼ確定◆ネリー&シオン ※ほぼ確定◆フラン&ノエル ※ほぼ確定◆アンリ ※ほぼ確定◆エイリ ※ほぼ確定◆マリエ ※ほぼ確定◆ヴィンス ※ほぼ確定◆レオ ※ほぼ確定◆イライザ ※ほぼ確定◆リコッタ ※ほぼ確定◆ロビン ※ほぼ確定◆ニコ ※ほぼ確定◆レン ※ほぼ確定◆ユーイ ※ほぼ確定◆ヒューゴ ※ほぼ確定◆オリオン ※ほぼ確定◆フェンネル&メリッサ ※ほぼ確定◆ジェイ(ジェシカ) ※ほぼ確定◆カイル&カンナ&フリージア ※カンナの両親とドルガスの妻あたりは考え直すかも◆グラート ※ほぼ確定◆ガスパー ※ほぼ確定◆セドリック ※だいたい確定◆ルチア ※ほぼ確定◆ラド ※ほぼ確定◆エミル ※ほぼ確定◆レイミア(ビアンカ) ※ほぼ確定◆エレノア ※ほぼ確定◆エース ※ほぼ確定◆タイガ&ミハル&マヤ ※ほぼ確定◆リア(町長家) ※ほぼ確定・リアの父アルノルトは没落貴族の出で、アガルタ島ではなくメイザース家の領地(グラートが働いている都会的な地域)にある小さな出版社で、こじんまりと、ごく普通に働いていた。(アイリスの父ヨハンとはこの時からの友人同士だった)
    ・すったもんだあり奥さん(伯爵令嬢)と知り合い結婚してから、婿入りのような形で爵位を得た。奥さんの父親(町長)が亡くなった後、アルノルトが町長になる。
    ・姉ルイズは生まれつき身体が弱かったため、幼い頃からメイザース邸に出入りし勉学に励んでいた。その時、幼馴染の侯爵令嬢ジェイや、後の婚約者ジェスロ、ジェスロの親友で庭師の息子ブラッドと親交を深める。
    ・ルイズ5歳の頃に、リアが誕生。この頃すでに、リアの母の体調が悪化していたため、アルノルトがヨハンに相談、ヨハンの双子の妹ヨルダが家政婦、その夫庭師のミック、そして庭師見習いとしてブラッドが町長家にやってくる。(ヨハンとヨルダは育ちは島の外だが生まれはアガルタ島だったため、里帰りみたいなもの)
    ・リアが幼い頃(未確定/6歳前後)にルイズとジェスロがフィアンセ同士になり、そのすぐ後に母親が亡くなる。
    ・タイガが島に来る〇年ほど前(正誤性チェック後に決めます)、島と港を繋ぐ連絡船が海難事故に。ルイズの婚約者ジェスロと庭師のミックが乗船しており、死亡。一度は回復しつつあったルイズの体調が、この時から徐々に悪化している。
    ・この頃、リアは密かにルイズのかわりに自分が家を継ぐ決意をする。役場の受付をしたり、島をあちこち歩きまわったりするようになる。(ケツイのすがた)

    ◆アイリス(報道局) ※ほぼ確定・父ヨハンは都会で新聞記者として働いていた。当時ケイトは高貴な家柄(貴族ではなく富豪)、美貌、知的で公正な物言いで人気なアンカー(アナウンサー)としてバリバリ働いていた。取材の時、遠目からケイトを見たヨハンは一目ぼれした。
    ・ケイトが記者たちに下世話な質問や私生活の事を根掘り葉掘り聞かれうんざりしていたところ、ヨハンだけが唯一真面目な質問をしてきた。
    ・今までケイトに適当に扱われてきた記者(自業自得)は、ヨハンの質問にすらすらと答えるケイトを見て嫉妬。ヨハンの仕事道具をダメにする。それを見たケイトは激怒、世間の晒し者にしてやると憤るがヨハンに止められる。その優しさに心打たれたケイトは、ヨハンに交際を申し込む。
    ・その後、ケイトからヨハンにプロポーズするが、華やかで人気があり家柄も良いケイトにパッとしない自分は釣り合わないと断る。それに怒ったケイトは人気絶頂にもかかわらず仕事をスパッと辞め、ヨハンと共に駆け落ち同然にアガルタ島へ越してくる。
    ・その性格からヨハンはケイトの尻に敷かれているが、こうした経緯もあり夫婦仲は大変良い。この二人に愛され育ったアイリスもまた、真っ直ぐな性格に育った。よかったねぇ。

    ◆キール ※何も決まってない・あの性格になる納得がいく理由が思いつかない。考え中。
    ・ミハルの正婿候補なので、ちゃんとキャラ作りしてあげたいんや…。

    ◆ジル(御者) ※ほぼ確定・両親は馬の調教師だった。カタブツで高潔で真面目な父バーナビーと、島一番の美人と評判だった母ウェンディの間に誕生。
    ・一見幸せな暮らしに見えたが、母ウェンディが「誰かの子」を身ごもり、島を出て行ってしまう。その日以来、父バーナビーも荒んでしまい廃業。ジルを置いて島を出て行ってしまう。この時、12歳くらい。
    ・ジルからすれば何の前触れもなく両親が自分を捨てたように見え、これにより大いに荒れた。周りの大人が心配する中、自分も人知れず島を出ていく。この時、14歳くらい。
    ・持ち前の度量とガラの悪さ…もとい気の強さで、すぐに荒くれ者たちと意気投合、悪さをして暮らすようになる。危険な目に遭いそうになった時、当時警察官だったモーリスに捕まる…もとい救われる。以降、恩を返すために共に行動するように。反骨精神と義理堅さをあわせもつ女。
    ・モーリスの異動が決まり共についていく…が、その異動先はなんとアガルタ島だった。ジルのために、ジルの故郷に戻ってきたのだった。この時ジル18歳。それからすっかり荒れた馬車小屋を建て直し、馬の調教師兼馬車の御者として身を立てる。モーリスも定年後、ジルと共に馬車小屋で働くように。
    ・島に帰ってきた後、キールが独りで牧場を切り盛りしていたことに驚く。一緒に暮らすかと提案するが、突っぱねられる。(仮設定)

    ◆シャーロット ※ほぼ確定・特に何事もなく、島で生まれ、家族と共にすこやかに暮らしてきた。

    ◆サリナ ※ほぼ確定・母のロウは島生まれ島育ち。とある人にずっと想いを寄せていたが、別の人と結婚してしまう。ロウに長年アタックし続けた商人のベニトのアプローチに折れ、結婚した。
    ・一女一男に恵まれ幸せに暮らしていたが、連絡船の海難事故でベニトが死亡。以来、女手一つでサリナとルカを育て上げる。
    ・そんな気丈な母を見て育ったサリナも男勝りで気丈な性格に育ち、苦労人の母を支えるために一生懸命仕事を手伝っている。友人達と遊びたい年頃だが、それをグッと我慢している。(農場やヒース牧場とちょっと離れた場所にある)
    ・幼馴染で親友のリア(ケツイのすがた)が頻繁に様子を見に来てくれ、ジュードや更生後ジルやシャーロット、タイガの叔母マヤも暇を見つけては来てくれるため、寂しい思いはしていないらしい。
    ・ある日突然都会からやってきたタイガに一目惚れしてしまう。

    ◆ジュード ※ほぼ確定・シャーロットと同様、島生まれ島育ちで、友達や家族に囲まれ健やかに育った。
    ・タイガが来る何年か前に、彼女?がいたことがある。夏のアガルタ島に家族で遊びに来た女の子(年上)とイイカンジになったものの、彼女が島から去って以降、連絡を取り合っていないらしい。本人曰く『ひと夏の想い出』。
    ・本人は適当に誤魔化しているが、単に恋愛ごっこをして体の関係を持っただけ。恋人にしたいくらい好きではなかったため、持ち前の独占欲は発揮しなかった模様。

    ◆ネリー&シオン ※ほぼ確定・二人とも島生まれ島育ち。
    ・父親(名前決めるの忘れてた)は、気が強いダリア(ヴィオラの母)と折り合いが悪く、そのうちヴィオラとも揉めるようになり、離婚して島を出て行った。
    ・子供達との関係自体は良好なため、シオンが島を出て勉強している時は自分の家に住まわせていた。ヴィオラとも時折手紙のやりとりをしているが、今の所ヨリを戻す気はない模様。

    ◆フラン&ノエル ※ほぼ確定・二人とも島生まれ島育ち。
    ・堅実な父(バリスタ)と自由人な母(パティシエ)を持つ。フランは母、ノエルは父にそれぞれ強い影響を受けて育つ。
    ・二人とも健在だが、現在は島を離れ、遠い地に自分たちの店を持っている。子供達も自立しているため、お互い信頼しつつも心配はしていないようだ。

    ◆アンリ ※ほぼ確定・芸術家の家にうまれ、幼い頃から両親は世界各国を飛び回っていた。親の愛のかわりに、ありったけの画材と、家政婦のメグと共に過ごす。両親は事故で亡くなったが、幼い頃からほぼ会っていないため何の感慨も無かったという。
    ・幼い頃から共に過ごした家政婦のメグが死んだときは、その遺体からずっと離れなかった。葬儀が終わり身寄りがなくなったのち、すぐに生家を売って、放浪の旅へ出る。
    ・十分な遺産もあり、自分の絵も高く売れたことから特に不自由無く過ごしていたが、ある日メグの遺した手紙に、メグの友人であり両親の師である芸術家インガの住所を見つける。気紛れで訪ねたが、インガの作品に思う所があり、インガの家に居候し、島に留まる事を決めた。

    ◆エイリ ※ほぼ確定・まだ赤子の頃に両親が亡くなり、祖父ジェフリーとジェフリーの妹フウラのもとで育った。昔気質で不器用なジェフリーとは折り合いが悪く、島の外で勉強したいと言ったときは大層揉めた。
    ・美容・服飾系の学校に入ったあと、女生徒から嫉妬されコンテストに出す予定だった服を八つ裂きにされていたクラウンと出会う。馴れ合いを嫌うエイリも学校で浮いており、以降何となくつるむようになる。
    ・卒業後、都会でクラウンと共に店を立ち上げるが、脚の病気が発覚。クラウンの夢の邪魔をしてはいけないと思い、黙って島へ帰ってきてしまう。
    ・島で療養しているうちに脚は完治し島で美容院を開くが、クラウンへの負い目から「自分の脚はまだ悪い(よくなってはいけない)」と思い込んでおり、外出を嫌うようになった。

    ◆マリエ ※ほぼ確定・アガルタ島の旧家ロッソ家の人間の私生児として生まれてすぐに捨てられ、貧しいながらも愛情深い女性に拾われる。
    ・借金の肩代わりとして連れ去られ、流れ流れてジプシー(旅団)に売られる。はじめはその見目麗しさに惹かれるが、黒い髪と燃えるような赤い目が悪魔の子を思わせ忌み嫌われ、一ヶ所に長居する事はなかった。
    ・12歳くらいの時に、アガルタ島へ。広場や酒場で歌や踊りを披露するが、その時の様子がおかしいと気づいたディーター(当時26歳)に匿ってもらい、先代の酒場のマスターであるモンドと3人で暮らすようになる。
    ・旅団にマリエに執心していた男がおり、マリエの居所を嗅ぎ付け酒場に火を放つ。後の事をモンドに任せ、ディーターはマリエを連れて島を出て、各地の酒場を転々としていた。
    ・約3年後、モンドが病に倒れた知らせを聞き再びアガルタ島へ。自分を更生させ、親のように慕っていたモンドの死を目の当たりにし、失意のまま過ごすディーターを説得し、二人で酒場を経営することに決めた。

    ◆ヴィンス ※ほぼ確定・教師である母と警察官の父の間に生まれる。男三兄弟の次男で、清廉潔白な兄と、純粋無垢な弟に挟まれ、非常に窮屈な子供時代を送る。
    ・昔から頭の回転が速く、要領よく世渡り上手だったが、穢れなく真っ直ぐ真っ白に育った兄や弟が重宝される事がずっと不服だった。
    ・警察官になるものの、出世やら賄賂やらマフィアとの癒着やらで歪み切っていることにうんざり。ファーノン家というマフィアを追う部署に配属されるも、他のメンバーとはつるまず、常に単独行動をしていた。そのため、警察署内でも煙たがられていた。
    ・ほぼヴィンス一人の力でファーノン家を解体させると、旧知のモーリスのすすめでアガルタ島の駐在所へ。ヴィンスを邪魔者扱いしていた上層部からは、大変喜ばれたという。
    ・ファーノン家のレオを更生させるため島に呼び寄せ、以降は悠々自適な田舎暮らしを楽しんでいる。

    ◆レオ ※ほぼ確定・生まれて間もなく、スラムに捨てられた。以降はスラムの人間に育てられ、スリや詐欺などで身を立てていた。
    ・ある日、ファーノン家という当時近辺を脅かしていたマフィアの顧問(コードネームはマザー)にスリを働いてしまい、そのままアジトに連れていかれてしまう。レオンハルトと名付けられ、マフィアの一員としてではなく顧問の養子として迎えられ、家事全般を仕込まれる。が、拾った恩義に報いるためにマフィアの仕事を手伝うようになる。マザーが根回しをしたおかげで、取引の引き渡し役やスパイといった、罪を問われた時にギリギリ犯罪にならない仕事が回ってくるように。(本人は不服だった)
    ・ヴィンスにより一家が解体された際、マザーは逮捕されるがレオは上手く逃れた。(他の警官がマザーを殺そうとしたが、ヴィンスが照準を外させ命を落とさずに済んだ)
    ・しばらく身を潜めていたが、表立って動くわけにもいかず、そうしている間に生活費が尽きつつあった。そこにヴィンスから手紙で「逃亡を手伝い仕事を与えるからアガルタ島へ来い」と呼ばれ、内心怪しみながらアガルタ島へ向かう。(ヴィンスの顔は知っていたが名前は知らなかった)
    ・タイガに名乗る時に口ごもったのは、本名のレオンハルトと名乗るかどうか悩んだため。
    ・マザーは生きているが、もう間もなく死刑が執行され、レオとはもう二度と会うことはないだろう。

    ◆イライザ ※ほぼ確定・グレゴール商店の美人四姉妹の三女として生まれる。幼い頃からチヤホヤされて育ったため、わがままでお調子者の娘に育つ。おかげで四姉妹の中で一番親しみやすいが、一番恋人にしたくないと言われるようになる。
    ・20歳くらいの時に付き合っていた男が、自分と別れた2年後に5歳年下の妹と結婚。怒りや悲しみを妹にぶつけたくなく、半ばヤケになり島を出ていく。
    ・じっとしていることが苦手なのにタイプライターとして働いていたが、姉テレーゼが倒れたと聞いて、(唯一未婚で身動きが取れやすかったため)あっさり仕事を辞めて島へ帰ってきた。

    ◆リコッタ ※ほぼ確定・古くから宿屋を営む一家の母ソニアと、料理人の父マシューの間に生まれる。島生まれ島育ち。
    ・リコッタが5歳の時に、マシューが浮気の末、相手の女性(ソニアの親友)を孕ませてしまう。浮気相手が島を出て行ったすぐ後に、ソニアも家を出て行ってしまう。
    ・宿屋の経営はソニアに任せきりだったため、それからはてんてこまいで、船の海難事故の影響もあり、宿屋の売り上げを大きく傾かせてしまう。
    ・そんな情けない父の背中を見て育ったため、反面教師でしっかり者に育つ。母ソニアとは密かに手紙のやりとりを続けており、島が少し活性化した頃に再び帰ってくる。
    ・マシューの浮気騒動と同時期に、島にニカウ(当時20歳)が引っ越してくる。好奇心旺盛なため、ニカウの作る道具やアヤシイ研究を見るために研究所に頻繁に足を運ぶように。(母がいなくなった寂しさを埋めるためでもあった)
    ・ニカウは「呼んでもいないのに来る」「頼んでもないのに身の回りを世話をしている」と言いつつ、リコッタの身の上は知っていたため、帰らせたりせず好きなようにさせていた。なけなしの良心。

    ◆ロビン ※ほぼ確定・プリチェット家という、ちょっと裕福な家柄の生まれ。父親は俳優、母親は宝石鑑定士。ロビンの父親はメイザース侯爵と旧知の仲で、まだロビンが幼い頃にアガルタ島へ連れてきてもらったことがある。ロビンが憧れ、血眼になって探す「白馬の王子様」と出会ったのはこの時。
    ・父親に憧れており、自分も立派な女優になろうと夢見るが、鳴かず飛ばず。モデルに転身しようか考えてるところに、デズモンド卿からマスコットガールの仕事の話が出てきた。父親は島を売る行為に等しいため断ろうとしたが、「白馬の王子様」に会いたい一心でロビンが勝手に承諾した。

    ◆ニコ ※ほぼ確定・貧しい村に生まれ育つ。商人だった両親が流行り病にかかってしまい、生計を支えるために旅の行商人になった。これは両親からの提案で、真意としては病を息子にうつさないため家から遠ざけたかった。
    ・両親が亡くなった後はその真意を察し、村へ戻らず、行商の旅を続けていた。ある年の冬、突然の大寒波で身動きが取れなくなる。その時に港のアパートを借り、しばらく港とアガルタ島を拠点に商いをする。春になってからは再び旅立つが、アガルタ島が気に入ったため、島や港で祭りがある時は時折戻ってくるようになり、また冬が来ると港と島に長期滞在するようになる。

    ◆レン ※ほぼ確定・島生まれ島育ちの父カドマと、清廉なお嬢様(名前なんだっけ…)の間に生まれる。母親は病弱な深窓の令嬢だったが、島に療養に来た際にカドマと出会い結婚した。レンとコバルも島生まれ島育ち。
    ・弟コバルを産んで間もなく、この世を去る。第二子懐妊のときに次の出産に身体が耐えられないかもしれないと言われるが、夫婦で相談し、子供を選んだためである。子供と母親を天秤にかけて子供を選んだカドマは妻の死に耐えられず、己の心を鍛え直すために自分の父ゲンマ(レンとコバルの祖父)に我が子を預け、修行の旅に出る。レンとコバルはこの事を知らないし、知る機会もない。
    ・父が旅立った後、厳しい祖父のもと鍛冶屋としての修業を積む。が、レンはどちらかというと細かい装飾の方が得意で、祖父に内緒でアクセサリーを作っていた。それを見ていたコバルは、兄のかわりに自分が鍛冶屋を継ぐから、兄はアクセサリー職人として身を立ててほしいと言い、祖父ゲンマもそれを承諾した。
    ・ある年に、ようやく父カドマが島へ帰ってくる。息子たちより先に幼馴染ロウに会いに行ったため(養鶏場の方が船着き場に近かったため)、「まずは家族に会うのが道理だろう。馬鹿なのかお前は?」とキレたロウにこっぴどく殴られた。

    ◆ユーイ ※ほぼ確定・島生まれ島育ち。筋骨隆々な祖父タイロンと父ハンクに、大工として工務店を継ぐことを望まれるが、体質的に筋力がつきにくく、また細々とした作業を好むことから、その期待を負担に思っていた。
    ・息子の負担を察した母リンダは、ユーイは家具や装飾品を作る木工職人の方が肌に合っていると二人にかけあってくれた。
    ・その数年後にヒューゴが大工見習いとして弟子入りしてきたため、内心ほっとしたようだ。

    ◆ヒューゴ ※ほぼ確定・南国で生まれ育つ。5人兄弟の三男坊で、全員男兄弟だった。食い扶持を減らすために、半ば無理矢理家を追い出される。実家は農園だった。
    ・勉強はできないものの、仕事に対しては勤勉で真面目、体力は人一倍だったため、力仕事をしながら各地を転々としていた。
    ・たまたまラドと出会い、ちょうど大工の見習いを募集しているから島に来ないかと提案される。

    ◆オリオン ※ほぼ確定・北国の遊牧民の生まれ。大酒をかっくらい、大の字で寝ていたところで吹雪に見舞われ、馬と仲間とはぐれてしまう。
    ・唯一傍に残ってくれた愛犬と共に旅をしている時に飲んだ酒が美味く(腹が減っていて何でも美味く思えたという説もある)、その酒が造られたアガルタ島へやってきて、そのまま居座るようになる。
    ・狩猟をしてその肉を肉屋に売ったり、工務店の力仕事を手伝うなどして、身を立てている。

    ◆フェンネル&メリッサ ※ほぼ確定・学者一家に生まれ育つ。フェンネルは教師、メリッサは生物学者を志すようになる。
    ・父はアガルタ島の出身で物書きをしながら本屋を営んでいたが、妻の研究の都合で店をたたんで、島を出た。(フェンネルは島で生まれ、メリッサは島の外で生まれた)
    ・兄妹仲は悪くはないが、メリッサが生物のことにしか興味がないため、関係はやや希薄だった。フェンネルは妹を心配しつつも、見守っている。

    ◆ジェイ(ジェシカ) ※ほぼ確定・メイザース侯爵家の令嬢。昔気質の貴族達に「男子が生まれなくて気の毒だ」としつこく言われ続けた結果、それを気に病んだ母ヘンネリーは病気がちになり亡くなってしまう。それを知っていたジェシカは、ジェシカではなくジェイと名乗るようになり、男子として振る舞うようになる。
    ・男子として振る舞う娘を心配した父メイザース侯爵は、妻ヘンネリーの妹であるマイナを呼び寄せ、立派なレディに育て上げてほしいと頼んだ。マイナに勉学と家事全般、レディとしての嗜みを叩き込まれたが、本来のジェイは男子として振る舞っていた頃の自分でも、レディとして振る舞う自分でもなく、母と共に過ごしていた頃の自分である。
    ・男子として振る舞っていたことを知っているのは、幼馴染で親友であるルイズと、当時親交があったジルだけ。
    ・現在は父の仕事を手伝うために、各地を転々として過ごしている。本当は島を守るためアガルタ島に滞在したいが、今のところはそれがかなわずにいる。

    ◆カイル&カンナ&フリージア ※カンナの両親とドルガスの妻あたりは考え直すかも・カイルとカンナは両親と共に、海賊ドルガスの船に乗って大冒険をしていた。(フリージアは船酔いがひどく、船には乗らず叔母のデボラと共に暮らしていた)
    ・船が沖にいる時に流行り病が蔓延、カンナの両親、ドルガスの妻が亡くなってしまう。(ニコの両親がかかった病と同じ)
    ・急ぎ港へ帰ってきたところで、今度は連絡船の海難事故でカイルの母親が亡くなる。それ以降、港を拠点にして漁をしながら生活するように。
    ・島が再び栄えてきた頃に、更なる島の発展のため、そして一人寂しい思いをさせているフリージアのために、島への定住を決意する。再び海難事故が起きないよう、海を知り尽くしたドルガス自身が連絡船を運転するようになる。

    ◆グラート ※ほぼ確定・自然が豊かで広大な土地を持つ裕福な家に生まれる。両親が亡くなった後もそこで暮らしていたが、弁護士として忙しくなってきた頃に土地と建物を売り払い、港の近くに家を建てて暮らしている。
    ・現在は実家にいた頃から世話になっていた使用人夫婦と仔馬の頃から可愛がっていた愛馬と共に暮らしている。
    ・タイガorミハルと結婚した後は、家と土地を使用人夫婦にあげた。

    ◆ガスパー ※ほぼ確定・島生まれ島育ちの大人たちの中で一番年下。特にロウ(サリナ母)やカドマ(レン父)と仲が良かった。先祖代々、彫金師として身を立てている。
    ・同じく幼馴染だった女性(詳細未定)と恋人になり、結婚。一子をもうける。幸せな日々を送っていたが、港からの帰りに海難事故に遭う。その時乗船していた客は、ガスパーを除き全員死亡した。妻子を失い、また知り合いも死に、自分だけが生き残ってしまった事で心身を病んでしまう。
    ・以降、島には戻らず港のアパートを借りて、貯金を切り崩しながら朝から晩まで飲んだくれている。堕落したわけではなく、何もかも忘れたいから飲んでいる。

    ◆セドリック ※だいたい確定・港や島から離れた田舎町で勉強を教えていたが、子供が減ったため学校が閉鎖。その時、マイナが出した教育係の求人を見て港へやってくる。
    ・しばらく港やアガルタ島で暮らし「他の地域に比べて教育が進んでいない」という、アガルタ島が過去に葬った闇に気づく。(島の旧家が起こした事故や小競り合いが子孫に伝わらないよう、知識や教育の自由を奪ったという背景がある)
    ・メイザース侯爵にそのことを進言、賛同したアガルタ島のゼブロン伯爵(リアの父アルノルト)と共に教会学校を設立する。

    ◆ルチア ※ほぼ確定・裕福ではないものの、愛情深い両親のもとで育った。子供が大好きで、教師になる道を選ぶ。が、金に物言わせる親に教育の自由を奪われ行き詰まってしまう。
    ・今後について悩んでいたときに、セドリックが教会学校を設立した後に出した求人を見て、港へやってきた。

    ◆ラド ※ほぼ確定・グレゴール商店の店主テレーゼと、出荷業者をしていた父の間に生まれる。父は連絡船の海難事故で亡くなるが、元々粗野で暴力的な男だったため、テレーゼ共々安堵した。亡き父の仕事を、弟エミルと共に継いだ。

    ◆エミル ※ほぼ確定・グレゴール商店の店主テレーゼと、出荷業者をしていた父の間に生まれる。
    ・粗野で暴力的な父親に刃向かうため、密かに「修行(オブラートに包んだ表現)」を積んでいた。母テレーゼも兄ラドもあずかり知れないことだが、もし父親が海難事故で死ななければ、エミルが何らかの形で「制裁」を加えていたかもしれない。(酒場で暴漢が暴れた時に取り押さえて相手の骨を折ったことがある)

    ◆レイミア(ビアンカ) ※ほぼ確定・あまり豊かではない商人の娘で、父の再婚相手(継母)と折り合いが合わず、16歳の頃、家を出た。
    ・憧れの都会で踊り子になれた頃、裕福な商人と知り合い、養ってもらえることに。が、より高い地位を得ようとした商人がビアンカを身売りに出そうとする。(異性を異様に警戒するのはこの時の出来事がトラウマになっているため)
    ・その時にテアトルの主シトリーに助けられ、そのままテアトルの踊り子となる。

    ◆エレノア ※ほぼ確定・ごく普通の家庭で生まれ育つ。ちょっと違うのは、機械への興味関心が異様に高いこと。これには両親も手を焼いていたが、じきに「まぁ、それも個性だね…」と諦める。
    ・専門学校に行き、父親のバイクを分解した後(ちゃんと戻した)、修理屋になれば修理という建前で機械いじりをすることが出来るのでは!?と思い立ち、港で安くたたき売られていたガレージを買い、自宅兼仕事場に仕立て上げる。(潮風が強いため金属が傷みやすい=仕事が増えるかもしれないという算段らしい)

    ◆エース ※ほぼ確定・典型的な金持ちのボンボンらしい甘やかされ方をして育つ。幼い頃にジェイと出会い、父と揃って見下し、ジェイが男子として振る舞うきっかけを作った。
    ・あの父親に対して、母親はかなり厳格で公正な性格だったため、夫の好き勝手に耐えられず家を出て行ってしまう。
    ・無意識のうちに母性的な人(庇護欲のある人)に惹かれるのは、母親の愛情が不足しているため。


    ---ここからタイガ&ミハル&マヤの生い立ち---


    ◆タイガ&ミハル&マヤ ※ほぼ確定・実家は自営業(何の店かは未定)、母親マミが一人で切り盛りしていた。父親はたまにしか帰ってこなく、タイガもどう生計を立てていたか知らない。たまにマヤ(当時は都会でバリバリ働いていた)が来て、離婚した方がいいと話していたのは知っていたので、ろくでもない生き方をしていたんだろうなぁと思っている。
    ・ミハルが生まれてから子育てに仕事に忙しくしているうちに、マミは過労で倒れてしまう。まだタイガも5~6歳と幼かったが、母親を守るために店を手伝ったり、ミハルの面倒を率先してみるようになる。(この頃にはもう父親はほとんど帰ってこなくなった)
    ・タイガと話してるうちに異変に気付いたマヤが(タイガの性格上、友達がいない・遊んだことがないのはおかしいと気づいた)、仕事を辞めて引っ越してくる。が、その直後にマミは倒れてしまい、そのまま意識が戻らず、この世を去った。ミハルは4歳くらいだったので、両親の記憶は薄い。
    ・母親の葬儀でタイガが泣かなかったのを、マヤは忘れられずにいる。(自分も夫の葬儀で泣くことができず、一人ぼっちになってから泣いたので、タイガもきっとそうだったのだろうと思っている)
    ・マヤが店を継いでからは、何とか説き伏せてタイガとミハルを学校に通わせる。(タイガはもう学校に行ってる年齢だったが、店を手伝うと言い張って聞かなかった)(この世界では通常5~12歳が義務教育だが、タイガは8~15歳まで通った)
    ・タイガが学校を卒業する頃、アガルタ島に住む曾祖父サイモンが倒れたと連絡が入る。行くか行くまいかマヤが悩んでいたところ、店は自分が何とかするから行ってきてほしいとタイガに背中を押される。(この時に背中を押した事がきっかけでマヤが結婚してしまったので、タイガはこの時のことを少し後悔している)
    ・マヤが島に行って1年後にサイモンが天寿を全うし逝去(タイガとミハルも葬儀に参加するため島へ行った)、その1年後にマヤが結婚(結婚式はミハルのみ参加、タイガは行かなかった)、更に2年後にマヤの夫が事故で亡くなり、その数か月後にお産のため手伝いにきてほしいと連絡がきた(この連絡が来るまで夫が死んだことも懐妊していたことも知らなかった)。
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