ももちについての思考メモ。

里を出てからの忍仕事はロクサン軒に来て以降やっていて、それにあたっては下調べを入念にしている。情報が集まりやすい社交場で働いたり酒振る舞ったり他の野良忍者使ったり。露座が経費込みで報酬出してるっていうのもある。
元々里にいた頃、忍者は言われた仕事を忠実にやるっていうのが好ましくて評価されていたので、仕事に関わる相手のことなんて気にしたこともなかったのだけど、里を出てから漸く考えるようになった。この違和感についてはじめに師事したゲリンキクと問答したのはきっかけだと思う。
はじめて自意識を持ったので、ももちは今が思春期真っ盛り。

ともかくももちは相手をよく知ってから仕事をすることに決めた。知ってみて気が乗らなければ断ればいいくらいのきもち。それで断ったことないけど。それでも「露座の依頼だから」と手を抜くことはしないようにしてる。ももちが自分自身に課したルールだから。