難しい話でもないんだ、僕はようやくなんだかんだと気づいた、気付くはずもないことだったのに、ソレは世界が認めていないからだと、僕は思っている。
〘僕は知っている、本来なら未来の僕は死んでいるということを〙
あの時、ドラゴンボールに願いを伝えたのは、未来から来た僕のところをみんなが忘れて、悟天と幸せに暮らすってことだった。
なのに、現実起きていることは
悟天と一緒にいるのは未来から来た僕。
目の前に仲良く食事をしている、別の世界であろう未来から来た、
僕が悟天と仲良く話をしながら食事をしている。
両親は何とも思わない、悟天も思わない。
食事が終わったあと、悟天を連れて都に来ていた。
「にいちゃん?どうしたの?」
怖い顔をしていたのかもしれない。
「今日は、トランクスくんと、遊ぶんだよ。悟天はしばらくお泊まり会になるんだ。」
「わ〜い。じゃあ、にいちゃんたちもいっしょだね?」
たち、
何を言っているんだよ悟天。
もうこんな茶番、やめようよ。
「あとから、兄ちゃん合流するから、だからちょっと遊んで待っていてくれる?」
「うん!たのしみだな〜」
その笑顔は、本来ならばずっと僕に向けられているんだよ、悟天。
さて、僕はお父さんと話をしなくちゃ
きっと、知っているはずだから。
トランクスと遊ぶ悟天の姿を見ながら、僕は
俺は、父さんの気配を探す。
ああ、なんだ直ぐ近くに来てくれているんだから、父さんも
海上で父さんに会う。
「悟飯、そんな怖ぇ顔すんな。 」
「父さんこそ構えて、どうしたんですか?」
戦闘攻撃回避防御
寸前の一撃
父さんは本気を出していない、
「俺が弱から?」
「オメェはじゅうぶんに強ぇ。」
「俺、父さんを尊敬していたのに。残念です。」
後ろにベジータさんか••••
ため息と同時に父さんを蹴り飛ばすとベジータさんめがけて飛んでいく。
あんなに強かった父さんが、どうして?
「わ、ワリィベジータ••••」
受け止められて吐血くらいか。
「悟飯、キサマ••••その髪色はなんだ!」
知らないよ
俺に言う暇あったら、逃げればよかったのにさ
二人を、まとめて海に落とした。
ソコからの気弾を撃ち込む、波しぶきと海底にいる二人が見えていたが気にすることはない。
落とせばいいんだから。
「来るのが遅いよ、未来の俺。」
気配は消していても微妙にわかるんだからさ。
「何を•••」
「許さない、他人が悟天を俺の悟天にベタベタしているのを見るのが!」
「俺は、悟天の••••」
「あり得ない、なり得ない、悟天の存在しない未来から来た俺なんて、絶対許されないことだ。だから、死ねばいい。ここからいなくなればいい。」
「••••」
いまさら超サイヤ人なんて何になる、
「俺は、悟天の兄ちゃんなんだ!!」