※CP名は「みずえな」「えなみず」が一般的なようですが、読みにくかったので「瑞絵瑞」にしています。
※瑞希の性別については様々な推測がされているかと思いますが、公式で明かされるまでは基本的に女子キャラとして扱わせていただきます。
❏設定❏
・とくになし
❏本文❏
〜どちらかの家の中〜
絵名「ちょ、ちょっと、瑞希!? ……っ、ん……」
瑞希:絵名を押し倒した状態で強引にキスをして、しばらくしてから唇を離す
瑞希「……」
絵名「……」
瑞希「えななん、さすがに焦らしすぎ。付き合いはじめて一年近く経つのに、まだキスしかさせてもらえてないとか、今どきの高校生でそんなのありえなくない!?」
絵名「し、仕方ないでしょ! そういうの、正直よく分かんないし……てゆーか、瑞希から話してくれるまでは触れないようにしようと思ってたけど、瑞希だっていまだに悩みを打ち明けてくれてないんだから、おあいこでしょ……」
瑞希「う……っ、そ、それは……」
瑞希・絵名:お互いに二の句が継げなくなり、しーんと静まり返る
絵名「ご、ごめん……軽く触れていい話じゃないのは、分かってる……だけど、いまだに悩みを打ち明けてもらえてないのに、キス以上のことなんて……って、思っちゃって……」
瑞希「えななん……それで、今まで焦らしてたの?」
絵名「い、言い方! 別に焦らしてたとかじゃないから!」
瑞希:ふっと微笑みを浮かべると、絵名の手を取り両手で包み込むように握りしめる
瑞希「あのさ、えななん……ずるいのは分かってるけど、もう少しだけ、待っててくれないかな……」
絵名「瑞希……」
瑞希「……」
絵名「……」
瑞希・絵名:完全に二人の世界となった空間で、じっと見つめあう
瑞希「だから、それとこれとは別ってことで」
絵名「へっ?」
瑞希「ね、ね、えななん~、そろそろキス以上のこともさせてよ~」
絵名「ちょ……っ、もう、瑞希ってば! ほんと調子よすぎ!」
~終~
❏おまけ①❏
~瑞希が満足するまで存分にイチャイチャした後~
瑞希「ねえねえ、えななん」
絵名「なに、瑞希」
瑞希「なんでもない、ただ呼んだだけ」
絵名「……」
瑞希「あはは、えななんってばすぐに怒るんだから」
絵名「怒ってないし、すぐになんて言われるほど何度も怒ってないでしょ!」
瑞希「いやいや、怒ってるじゃん。ほら、そんなにぶすっとしてたら、可愛いお顔が台無しだよ?」
絵名「~~っ!」
瑞希(喜んでる、喜んでる。えななんってば、ほんとに分かりやすいな~)
瑞希「……って、言っても、ボクの次に可愛いお顔がね」
絵名「は!? ちょっと、瑞希!?」
瑞希「あはは、やっぱりすぐに怒るんだから。自覚なしは普通にヤバいよ、えななん」
絵名「余計なお世話!!」
瑞希「も~、えななんってば……さっきまで、あんなに従順で可愛かったのにな~?」
絵名「!?!?」
~終~
❏おまけ②❏
瑞希「えななん、えななん、えななななーん」
絵名「……(無視)」
瑞希「え、無視? ひどいな~、えななん。少しは構ってよ~。お~い、えななーん?」
絵名:何も言わずにキスをして軽くあしらうと、それまでやっていた作業に戻る
瑞希「……」
絵名「……」
瑞希(え、えななんってば、いつの間にそんな技を覚えたのさ!?)
瑞希:かあぁっと赤面して、口元を押さえる
絵名:瑞希の様子に構うことなく、作業に没頭する
~終~