鯉と杉の語り（高校生パロ「ねぇ杉元くんって彼女いるの〜？」「鯉登くんってどんな人が好み？」
と女子から聞かれるのも、一々答えるのも鬱陶しいと感じるようになった鯉登と杉元。ある日、二人でいる時にその手の話題を女子から振られて「俺？鯉登かなぁ〜」「そうだな…杉元だな」「え〜じゃぁ付き合っちゃう？」とか会話して、もちろんその場に居合わせていた女子は（はぐらかされたな）と思いつつも二人楽しそうにその場のノリで付き合う話をしてたら白石と尾形が加わって後に引けない状況になってしまって、本当に付き合うことになってしまった鯉登と杉元の話。
白石は「え、二人付き合うの？応援するよ」と二人に合わせて冗談を言える。
尾形は三人の会話に興味なさそうだったくせに後日余計な噂を流す。
「なんっ、で、俺と鯉登が付き合ってる話が学年中に広まってんだよ」
「『杉元くんって誰かと付き合ってるの〜？（裏声）』と聞かれるこっちの身にもなれ」
「付き合って設定だけなら百歩譲って良いとする、ヤる事全部済んでる設定はどこからきた」
「高校生の性欲ってそんなもんだろ」
「〜〜〜〜っ！！」
昼ごはん食べに教室へ来た鯉登も同じことを尾形に問い詰めて（同じことを答えてたけど）、白石は坊主頭ポリポリかきながら顔に大きく（あーあ、）って書いてあるといい。
杉元と尾形は同じ組で、鯉登と白石はそれぞれ組は違うけど体育の授業は同じ、とかそんなクラス分けだといいな。
まずは交換日記から！とか言い出しそうな杉元に、手をつなげだの、抱きつけだの、チューしろなどと煽って面白がる尾形は絶対いると思うし、それをハラハラした気持ちで見守ることしかできない（誰の味方についても立場が悪くなるのがわかりきってる）白石と、尾形に売られた喧嘩（たぶん喧嘩じゃないけど）はきっちり全部お買い上げしちゃう鯉登と杉元。鯉登と杉元、尾形が絡むと途端にバカになるといい。二人とも、いつもの冷静さはどこいったんだよ〜！と白石が嘆く。
手のひらに残る体温。相手に聞こえるのではないかと心配するレベルで早鐘を打つ心臓。想像より柔らかかった唇。ふとした瞬間に思い出しては心が落ち着かない日々。窓の外を見ればグランドで体育の授業を受けてる姿が見えて、太陽に負けないぐらいキラキラと輝く表情と、それを自分以外の誰かに向けてるのを見て胸の奥がモヤモヤして。少しずつ、本気で二人の距離が近づいていくといい。
その飲み物、一口くれ。みたいなことも少し前なら普通の事だったのに意識し始めてから出来なくなると良い。（間接キス？いや、今まで普通の事だったじゃないか。何を突然意識して……あぁ、美味しそうに食べる姿って良いな）（どうしよう、間接キスだと気づいてから顔が熱い。赤くなってないといいけど、バレてるだろうな。どうしよう、あまりこっち見ないでほしい）
高校卒業後、お遊びから始まった関係が自然消滅してしまう前に改めて告白して二人はちゃんと付き合うと良い。結局高校生の間にすけべな事までしなかったけど、後に関係持って、尾形と白石が（ついにコイツらヤったな……）とお察しする展開はあると思う。


そんなDK鯉杉。
DK死ぬほど似合うよ〜〜〜！！！いつまでもわちゃわちゃしててほしい。落ち着き？コイツと一緒に居て「落ち着く〜！」とか無いから！！！って言い切っててほしい〜〜〜
あ〜〜〜あと野外フェス行ってほしいなぁ。フォトスポットでめっちゃ映える写真を毎回撮るんだよ。いいなぁ〜〜そんな鯉杉めっちゃ見てみたいな〜〜〜！！！