貴方を知りたい舞う桜と共に私は″刀剣男士″の姿になった。そして仲間とこの姿で再会し、仲間に手を引かれ 私は本丸へ向かった。
「五月雨江…?」
「…はい。……貴方が頭…でしょうか。」
「うん!!待ってたよ!」
とても嬉しそうな頭。私より先に顕現した雲さんも親しそうにしていて私も思わず「わん!」と返した。周りの刀達も随分と親しげに頭と接していた様子も目に入り、私は審神者である頭に興味を持った。
さっそく次の日から近侍を任された。
「五月雨、くもくんみたいに雨さんって… 呼んでもいいかな」
「はい、構いません。」
くもさんのことはくん…と。初対面だから遠慮しているのだろうか。
「やった!あめさん… あめさん!!へへ」
何故でしょう、こんなにも嬉しそうに名前を呼ばれて心が高鳴る。頭、頭、私は貴方をもっと知りたい。こんなにも私と嬉しそうに接する貴方を、もっと。
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