あとがき拙作をお手に取っていただき、ありがとうございます。
FE風花雪月は、知れば知る程沼に引きずりこまれる、怖ろしいゲームです。創作など億が一にもあるまいと考えておりましたが、何故か親父達の妄想が止まらなくなり、結果本になりました。
このほか、語り掛けてくる親父達は沢山居たのですが、出力と解釈が足りませんでした…
どなたか書いていただけませんか…お待ちしております。
・フォドラ食改革により、地元産フルコース料理を楽しむイングリット父
・ドゥドゥー、アッシュ、メルセデスによる家自慢の料理・お菓子披露大会
・ローレンツ父とローレンツが士官学校時代に交わした書簡集
・マリアンヌが心を開かぬことに悩むエドマンド辺境伯と助言するゴネリル公
・飲んだくれるジェラルド父、アロイスさん、レオニー父
短剣 (フレスベルグ家)
紅花贔屓の解釈となりますが、3国の筆頭格の家がいずれも悲劇に見舞われている以上、アガルタによる戦争は避けられないものであり、傀儡政権下のエーデルガルトはナバテア・アガルタとの千年越しの因縁に決着を着けるため、毒を食らわば皿までの覚悟で帝国歴1181年に即位したと考えています。戦争の罪も、フレスベルグ家の歴史と結果も、すべて我が子に託さねばならない、そんなイオニアス9世の心境をこじらせた作品。
海 (ヌーヴェル家)
海を望むコンスタンツェ、その映像美を表現したかった作品。地の文が書けたら、彼女の哀愁?覚悟?を伝えられだろうに、と。本当はメーチェにも、もっと家族の話をして欲しかったのですが、あまり話してくれなかった…
喧嘩 (ベルグリーズ家・へヴリング家)
黒鷲生徒親世代の政治的描写が非常に限定的なため、エーデルガルトの挙兵に際し、軍務卿と内務卿って何を考えていたの?と妄想した作品。
PERFECT TEA TIME (ヴァーリ家)
とりあえずベルちゃんの親父はちょっとした不幸に見舞われてほしい。ユーリス・ベルナデッタ支援会話の真相をみるに、根っからの悪人ではないと思うのですが。
行幸 (マクネアリー家)
支援会話を見るに、ペトラは「王としての判断は、あらゆる個人の感情から離れたところにあるべきだ(フェルディナント発言)」を体現した人物であり、人格できてるなぁと。 どのルートでも、ブリギットを担う者として判断を下すペトラ、その判断を尊重するエーデルガルト。支援B止まりだからこそ引き立つ2人の信頼関係って良いよね、という作品。ちなみに、エーデルガルトは旅好きではありませんが、好きなものの一つは「大自然」。少し意外。
ベストラ家(3編共通)
あまりに謎が多すぎる家。なんで闇魔法なんですか?嫡子が紋章なしなんですか?七貴族の変で謀反したんですか?アガルタ末裔説が噂として流れてますが本当ですか?どんな教育したら、セイロス教嫌いのくせに、別の女神を信じ、女神の像や祈りの指輪を戦場に持ち込む皮肉屋が元気に育ち上がるんですか?
旅支度 (ベストラ家Ⅰ)
ヒューベルトは激昂した場合「死など生温い、生き地獄で償え」派ではないか?イオニアス9世とヒューベルト父は支援Aであり、全てを予測・覚悟し、子世代に希望を託したのではないか?帝国歴1181年2月までにヒューベルトが学生生活を送りながら覇道準備と魔道工兵含むベストラ家の掌握するのは困難ではないか?と思い詰めたら、何故かコントになった。ヒューベルトが茶会で盛り上がる話題数はワーストなのですが、旅行は好き派。ベストラ家は領地がなく、職務上アンヴァルを離れる機会が少ないと思われるので、引退後ぐらい旅行を楽しんでほしい。
魔道工兵の日常 (ベストラ家Ⅱ)
100%趣味の色が強い作品です。ヒューベルトは思い出話嫌いなので、妄想するしかない。ハンネマン先生とヒューベルト父は仲が良かったのでは?英語版ハンネマン先生がヒューベルトのことmy boy と呼ぶことを知り、大変驚いた 。
駒の行方 (ベストラ家Ⅲ、パルミラ王家)
クロードとヒューベルトに支援がないのはシステム上の都合でしょう。絶対悪巧みと毒薬開発してますよ、あの2人。。
献花 (ゴーティエ家)
工藤さやか氏のために、はじめて筆をとった作品。この作品を書いた結果、夜な夜な親父達が脳内で会話し続け、作者の安眠を妨害したため、アウトプットをせざるを得なくなった。そんな、親父本を作るきっかけとなった創作です。激情のもとに吹っ切れた行動をとるマイクランは結構好きなのです、シルヴァンは…わからない…本心を話しておくれ。