バニーの日2022「いらっしゃいませ!」
練習後の喉の渇きを癒そうかと喫茶アンゼリカに入ったアイオーンは、目を丸くしてぱちくりとした。
そこでは銀のトレイを掌に乗せたチュチュが立っていた。
普段の姿ならこんなに驚きはしない。
彼女の様相は露出の高い真っ赤なレオタードに、ただでさえスタイルの良い脚をよりスレンダーに魅せる黒いタイツ、そしてハイヒール。いつだったか見た事のあるバニーガールの格好だった。
「そ、その聖衣は?」
「本日はこのお店で一日アルバイト体験をさせて貰ってますの。これは今日という日がバニーの日という事で、再び着てみましたの。さあ、お席へどうぞ」
「あ、ああ」
彼女と二人きりの時には行わないいつものポーズが自然と出る。
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