WeBCQGoo2fNsCE8DOODLEまだ全然書けてない、五と夏の立場逆転if2話目〜。明日のはほぼ予定がないから、明日中に書き上げれたらいいな。「これから沢山歩くから、抱っこするよ」 旧◼︎◼︎村から双子を保護して一晩経った今日、午後3時過ぎになってやっと高専最寄りのバス停に着いた。双子は長距離の移動と人混みに疲れたらしく、抱っこすると言えば大人しく両手を差し出してきた。そのまま二人を抱き上げて、高専へと歩き出す。もとより戦闘の為に体は鍛えているし、呪力を補助で使えば二人抱えていても苦ではなかった。 寝てしまった二人を起こさないようにのんびり歩きながら、昨日のことを思い出す。補助監督も居らず携帯も使えなかったから、そのままビジネスホテルに宿泊した。財布を持っていたのが不幸中の幸いだろう。今日は朝から双子の服を一式揃えて、公共交通機関を乗り継いでここまで来た。術式の応用でトばなかったのは、きっと、他の皆に会いたくないと思ってしまったから、なのだろう。今ゆっくり歩いているのだって、双子が寝ているからと言いながら、皆に会うのが憂鬱で足が重いだけだ。 どんなに高専にたどり着きたくなくても、会いたくなくても、足は勝手に動き、高専にたどり着いた。結局自分の帰る場所はここなのだ。高専のグラウンドをゆっくりと突っ切って、教室を目 2387 1