「愛とうーん……可愛さの名のもとに!なーんてな」ある時は、
「なあなあなあ見てくれよコレ!さっき作業入ったアブノーマリティがくれたんだけどさ、めっっちゃ可愛いと思わねえ!?」
またある時は、
「んへへ、いいだろコレ!さっき[宇宙のかけら]?だっけ。あいつがくれたんだよ~!お揃いの服着てたからかな!?めちゃめちゃ可愛くてお気に入りなんだよ!」
……職員オノリオは可愛い物を愛する。それが甘くておいしいお菓子であろうと、恐るべきアブノーマリティであっても。同期のイゴリーが[銀河の子]からペンダントをもらってきた際にはそれはもうとびかからん勢いで食いついたし、同じく同期のニコルが装備を新調し[ラブ]を着てきた際には真っ先に「超似合ってる!!」と褒めに行ったほどだ。そんな職員オノリオには、悩みがある。
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