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    いつも見守ってくださる方へ

    おしまいを迎えることができましたまとまりのない話をします

    だらだらと、誰宛でもないお話です
    本を作って欲しいと言葉にしてくれたおかげで辿り着けました。まず感謝を。BOOTH等出来ず、DMで物々交換というややこしい条件でも望んでくれた人たちへ。いつも反応をしてくれる人へ。ありがとうございます。

    MIRAGE(ミラージュ)
    一つ一つの作品をなぞりながらこう思って描いたんですというお話ができるし、なんならこう思って描きました!を付け加えようかとかスペースなどでお話することも考えましたが、Xにあげた時点でわたしの手を離れてるも同然な上にそんなに深いこと考えてないことがバレてしまう笑
    短編の集まりというのもあって、製本作業は振り返るのにとてもいい機会でした。そして同時に、お別れを告げることになりました。まさかお別れとは思わなかったんですが、Xはわたしが消そうと思えば消せるし、消さずともいずれインターネットの海の藻屑と消えていくだけなのです。手元を離れたとはいえ、まだわたしと繋がっていました。2冊目の本が来る間、本の発送を迷いました。わたしはいつか、消えると決めているし、それは今ではないだけです。私は、描かない私という存在に熱を持てないからです。そうなったわたしに私は関心を持てず、筆を置く日が来たらその日には消そうと思っています。そう言いながら10年描いてるかもしんない笑。そうだといいなぁと思うんですが、私は私を生きてるし、私は、思った以上に温度を持てず、保てないのだなと日々実感しています。スタァライトのことも、小山さんのことも。

    印刷して、本になって届いた時、お別れが自分の部屋に漂うことになるとは思わなかったです。私が消えた後も残り続ける本に私は怖くなりました。そう、お別れが、私のものではなくなるということ。今もうまく説明ができないな、と思っているし送ってよかったのかという躊躇いと戸惑いを持っています。それでも望んでくれたことに応えたいと思った私の気持ちを無視してはいけないこと、この本の在庫を抱えてどうするんだと冷静な自分のおかげで発送に至りました。

    そして本が届いたと聞いたひとつひとつに嬉しかったです。なーにを迷ってたんだ!って思うくらいには本当に嬉しかったです。本を手に取ってくださってありがとうございます。怖さはまだありますが、それでも、やってよかったです。

    人よ星よは「あなたは人ですか?星ですか?」と「星の瞬き」を合わせた作品です。130gへの問いと答えです。「あなたは人ですか?星ですか?」は1番力不足と反省をした作品です。わが星の期間公開が終わる前に書き上げたいこともあって内なる〆切があったこともあるのですが、伝えたいことを伝えられていず、置き去りにしてしまったわたしの技量の問題だな、と反省しました。伝えよう、と思って描いていないのも事実ですがそれでも。なので手を加えています。今の私ならこう描くだろうかと思ったことを全部書くという暴挙も考えましたが、そんなことをしたら私が私の描きたかったことをこぼしてしまう。本になったからこそ分かりやすいことも分かりにくいこともあるな、という感想を今は持っています。星の瞬きはその反面伝えすぎたと思っているし、伝えすぎたと思うくらいがちょうどいいのかもと思った話でもあります。どのみち、わたしの意図は何一つ伝わらなくたっていいし、この本を読んで得たあなたの感想をあなたは大事にするべきだと思っています。そういうものだと思います。

    人よ星よはしばらく経ったら改めて全文を公開予定としています。何を伝えたかったのかどういう意図だったのかを書いて残してあるのでそれも公開を予定しています。

    短編はもしかしたら?をたくさん描けるし、まだ描いていない組み合わせもあるのでこれからもちょこちょこ描いて行けたらいいなと思います。描きたいなと思うシーンはたくさんあるんですが、お話がうまく行かないと出さないことも多いです。描けなかった言葉たちのまとめと魂の言葉のまとめも作りたいな、と思ってます。手をつけてすらないので道のりは遠い…な…。

    終わってしまいました。終わっちゃったなぁ。燃え尽きることだけが怖かったのですが、喪失感の方が大きいなんて知りませんでした。そして、思った以上に満足をしてしまった。もういいかな、なんて言葉が打ち寄せては引いていっては、を繰り返してます。次に行かなくちゃいけないけど、次に行くにはあまりにも惜しい。でも、行かなくては。

    本を手に取ってくださって皆様ありがとうございました。
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    Arasawa

    DONEハピエン前提で、愛する女に嫌われ逃げられてる七海が好きな人にオススメの話です。
    七海の出戻りが解釈違いな元カノの話 1呪術師としての物心がつく前から七海はそばにいた。七海は、私が二年の時に入学してきた。彼のことは大好きだった。彼も実は私のことが好きだったと判明して、学年が上がる前に付き合い始めた。そこからずっと、灰原が亡くなっても夏油が離脱しても、ずっとずっと七海のそばにいた。七海がいない人生なんて考えられなかった。だからこそ、私は高専卒業と共に呪術師を辞めようとした七海を必死で引き留めた。七海に地獄を味わわせ続けるとしても、そばにいてほしかった。当時高専を卒業して一年目だった私は、七海がいない人生が考えられなかった。

    七海は誰よりも何よりも心の支えだった。支えを失った自分がどうなるのかなんてわからなくて、七海がいない人生なんて考えるだけで背筋が凍るほど寂しくて、時には冷静に時には情けなく泣きじゃくりながら説得したけれどまるで効果がなかった。七海は七海で、私をこの地獄から連れ出そうとしてくれた。お互いにお互いを熱く説得しあって、険悪にもなる日もあったし見えない心を身体で分かり合うように貪りあう日もあった。大きな紆余曲折を経て、結局私は七海と共に過ごす人生よりも、この地獄で支えを失ったまま生きる道を選択してしまった。
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