【キンメVS深い霧1回戦】
前戦では「すまない…私が弱者なばかりに、君のバンバンジーが近づいてしまった…」と日を蝕む者に敗北した無様に加え、庇おうとしたのにも関わらず庇えなかった残念な看守長が敗北した。バンバンジーになる恐怖に怯えるキンメフクロウ。善戦しているが深い霧に角を抑えられていってしまう。
「フライドチキンになっちゃう…!」
「バンバンジーになっちゃう…!
」時折キンメフクロウが悲鳴を叫びながら戦局が進んでいく。
「バンバンジーになっちゃった…」
「…なってしまったのか…!?」
最終的にはキンメフクロウの敗北。看守長は当然庇うことなど出来なかった。
【キンメVS深い霧2回戦】
前回敗北した看守長。魔の手が今度は看守長の手袋と髪に伸びた。…が、何故か庇ってしまったキンメフクロウがほぼほぼひん剥かれてしまった。
「何故庇った!?何故庇った!?」
「フライドチキンになっても…看守長のこと、好きだよ…」
「何故自ら衣をつけに行ってしまった…!?」
そんなこんなでキンメと深い霧で二回戦。
瞬く間にキンメの敗北。あっと言う間に角を抑えられて本当に一瞬で敗北してしまった。
「キンメフクロウを脱がさせて貰おうか」
深い霧の魔手が迫る。しかしそこで男を見せた看守長、なんとか庇い髪を乱されてしまった。
「股座は守った」
胸を撫で下ろしながら次の対局へ看守長は向かう。
「衣付けて待ってる」
キンメの負けること前提の掛け声で看守長の目元を濡らしながら。
【キンメVS深い霧3回戦】
「僕が負けたせいでこんな辱めを…」
日を蝕む者を庇いフルチンケツ丸出し尊厳破壊精神凌辱を受けた深い霧。冷静に戦局を進め、時折優しさを覗かせながらも盤を埋めていく。
「んーー……んーー……?」
まるで蒸される車のエンジンのように悩むキンメだったが、悲しきかな。運命は残酷なのである。
「もう逃げ道なくなっちゃった…」
の一言と共に敗北。全てを囲まれて深い霧の勝利。なんとこの変態、看守長をフルチンにした。この鬼!悪魔!鬼畜!許し難きこの所業!全て日を蝕む者との勝負にぶつけてやる!看守長は決意した。
【インターバル-フルチン同士の喧嘩-】
深い霧「お前が言うな」
看守長「何のことだ」
深い霧「先に脱がせただろうが」
看守長「聞こえないな」
【キンメVS深い霧4回戦】
「もう脱がせないで欲しい、勝ってくれ」
「絶対に脱がせるからな」
看守長の願い虚しく、最早互いに反射的に置いていき、キンメフクロウの敗北。本当に瞬く間の敗北。絶句する看守長。もうどうすればいいのかわからない。
「5センチのキンメフクロウで股間を隠せば良いのでは?」
「私の物が5センチと言ったか貴様」
「丸出しの癖に」
「そっちも丸出しの癖に」
醜い争いが始まった。弟子が見たら間違いなく泣く。地獄のような4回線目終了。