『ジェームズ・ドギーと鉱山ドタバタ大騒動』・舞台は鉱山がある小さな田舎町。
鉱山労働者に扮したジェームズ・ドギーは、ツルハシ背負ってウキウキと鉱山へと歩いていきます。
鉱山労働は過酷な労働で、過酷な環境。時には怪我をした仲間が担架で運ばれていきます。それでもジェームズは笑顔で仲間たちを励まし合い、ツルハシ振るってリズムに乗りながら過酷な労働をこなしていきます。
そんなある日、今日も鉱山へとツルハシ背負って歩くジェームズ。その途中で、駅に蒸気機関車が停まっていることに気づきます。機関車から降りてきたのは、なんとまあ!田舎では見たことのないとんでもない美女!この美女こそ憧れのマドンナことミス・リボン。ジェームズはミス・リボンを一目見て目がハートになり、心臓がドッキンドッキンと文字通り飛び出します。
都会から来たというミス・リボンに夢中になったジェームズ。さっそく近づいてアプローチをしまくります。お弁当のサンドイッチを一緒に食べようと誘ったり、野道に咲いていた花を摘んでプレゼントをしたり、散歩中の婦人が連れている子犬を攫ってプレゼントしたりとめちゃくちゃなアプローチもします。しかし、鉱山労働者で煤で汚れた格好をしているジェームズのことを、ミス・リボンは冷たくあしらいます。ミス・リボンはこの作品では高飛車なお嬢様という役柄だからです。
ことごとく冷たくされてガーンとなるジェームズ。すると、そこへ煙をあげて高級車がやってきます。その車に乗っているのは、伊達男気取りの町で有名な金持ち男……ボブ・ジョン。サングラスをかけたボブ・ジョンは車に乗るように促すと、ミス・リボンはうっとりとした顔になりあっさり車に乗って去っていきます。車の煙を浴びてゴホゴホとなり、ムキーッと悔しがるジェームズ。
ボブ・ジョンは綺麗な花畑へとミス・リボンを連れていきます。そこでいい雰囲気になり、キス寸前に。しかし、ボブ・ジョンが目をつぶっている間にミス・リボンはひょろっとした男……ジミー・フールに小脇に抱えられて拐われます。デートにこっそりついてきて草むらに隠れていたジェームズはこれにはびっくり!ジェームズとボブ・ジョンは慌ててジミー・フールを追いかけます。
追いかけたらそこは、慣れ親しんだ鉱山。だが、その鉱山のてっぺんには、今作の悪党……ウィリアム・ビッグの顔が描かれた大きな旗がなびいています。近くの看板を見ると『この鉱山は俺様、ウィリアム様が買い取った。ここの労働者はみんな俺様の奴隷。俺様に逆らったヤツはみんな死刑だ!』と書かれていました。周りを見ると、首輪をつけられた仲間たちが悲しい顔で機械的にツルハシを振るっています。
その時、風に吹かれてジェームズの顔にチラシが飛んできます。チラシを見ると、なんと!そこには『本日、俺様ウィリアム様と麗しきミス・リボンの結婚式を執り行う』と書かれていました!花嫁衣装のミス・リボンとデレデレになっているウィリアム・ビッグのツーショット写真も載っている!これは大変だ!
こうして、ジェームズは愛するミス・リボンを取り戻すため、そして炭鉱を独り占めして大儲けを企んでいるウィリアム・ビッグの魔の手から鉱山を守るため、ライバルのボブ・ジョンとともにウィリアム・ビッグの支配する鉱山に突撃するのであった……
※この作品だとジェームズは鉱山労働者ですが、あくまでそういう役です。ミッキーも作品によっていろんな役を演じているので。性格に関してもそうです。