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    不知火 樹夏

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    ポイポイ 57

    不知火 樹夏

    ☆こそフォロ

    ほんの少し目を離した隙に、あの人はいなくなった。
    他の人間に案内された先は手が生えた血溜まりだった。3本生えたその手があの人のものだと、何故か理解した。
    近寄れば、蒼白く骨張った手が、錆びた匂いを纏いいつものように撫でてくる。あの人がくれたものを奪われて、頭から沈められた。苦しくはなかった。
    「」
    濁った底から日溜まりのような声がした。
    以降のことは覚えてない。

    初めてあの人が死んだ時のことだ。

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