风月情关“轰”的一声，石门缓缓关上。没了岩泉一的搀扶，及川彻直接倒在了地上。“及川！！”岩泉一急忙上前把他扶起，担忧地问道：“你没事吧？我们真的不需要回去吗？”及川彻擦去嘴边的血迹，咽下嘴里的血腥气味，摇了摇头：“...没事的，小岩，帮我一下。”岩泉一明白他什么意思，把他扶到洞里的石榻上，两人面对面坐下来，深吸一口气后，两人手掌相对，体内的内力运转起来，内力凝聚起来在两人之间流通起来，逐渐平息了及川彻体内翻涌的血气。

及川彻和岩泉一两人是同门师兄弟，在回宗门的路上被歹人偷袭，及川彻也受了伤。岩泉一运功帮他稍缓了伤势，好在他伤得不重，不过尚不清楚那歹人还用了什么阴招，岩泉一心里担忧得紧。运功结束后，及川彻身形晃了两下，直接倒在了岩泉一的怀里。“！！！及川”岩泉一急忙接住他，及川彻紧闭着眼，软绵绵地倒在他怀里，正当岩泉一想再向他体内输送内力时，及川彻突然睁开了眼睛，朝他眨了眨眼。

「たまには俺も甘えたい」
　そう言ったのがすべての始まりだった。本当に、なんとなく。凪の濡れた髪を乾かしてやって、変に捲れ上がっていたスウェットの襟元を直してやって。これで、寝る準備ができたな！　って頭を撫でたときに、ふと自分も同じように甘やかされたいと思ったのだ。

「急にどうしたの、レオ」
「いや、俺もお前みたいに甘やかされてーって思って」
「甘やかされたいって、たとえば……？」
「んー、そうだな……。あ、じゃあ、試しに俺の髪を乾かせ！」

　名案だとばかりに頷き、持っていたドライヤーを凪に手渡す。てっきり面倒くさいって一蹴されるかと思ったが、凪は文句を言うことなくドライヤーを受け取ってくれた。「じゃあ、レオが下に座って」と凪がフローリングを指差す。言われた通り下におりれば、逆に凪がソファに上がっていった。