・大正時代のタイムトリップについて
タイムトリップという経験がないことにテンションは上がっているが、可能であれば帰りたいとは思っている。
理由として表向きには「兄さんに会いたい」「バイト先の人に悪いから」と言うが、本当は「クラッカーとしての情報処理を行わなかったら兄に危害が加わるかもしれない」「兄がまた殺人をしているかもしれないので、兄を守る為に情報処理をしたい」というものである。
しかし帰る方法が人を殺さなければいけないということから、兄が人を殺したため自分の人生が狂ったと考えている流使にとって、「人殺しは誰かの人生を狂わせる要因。絶対に犯してはならない」という考えがあるため、人殺しを行うことを断固拒否する。
それはそれとして自分の本当の才能は大正時代では使えないのでは?と考えている。
・「敵わないな」と流使が一言言った場合、その人に対して劣等感を抱いたことになる。
普通の劣等感の場合、一度しか言わないが、劣等感が強くなるとその子の前で、たまに言い始める。
・荒っぽい口調について
基本的には、取り乱した口調がある程度落ち着いた状態で流使がなる口調。!と……とッが少し減っている。
また、クラッカーとして動いている時の口調でもあり、新才能がバレても取り乱してしばらく経った後はこの口調になる。
現在この口調を他人に使っているのは、二十一十三のみである。
一章前半壁打ち
・殺人が起きてしまったことについて、天蓋くんがかなり落ち込んでいた、涼風さんの風鈴を買う約束ができなくなった事を踏まえ「やっぱり人を殺すのは良くない。その人としていた約束を反故するし、なにより誰かを悲しませる事になる」と発言したり考える。
・モノジャクがロボットであると知った場合、「……あれ、ロボットなの?」とだけ言い首を傾げ考え込む。
考えている内容は『ロボットであるならパソコンなどがあればプログラムに介入することが出来るかもしれない』と考えているが、その内容は誰にも話さない。聞かれたら「いや……。モノジャク、ロボットなんだなーって…」とはぐらかす。
・ガチャガチャについて
正直あまり回したいとは思わない。ハズレしか今のところ出ていない現状で、大ハズレや当たりがここまで出ないとなると、本当に当たりが入っているのかが不安になり、それより前に自分の秘密が出るのではないかと不安になる。
だが、誰も今必死で止めようとしている状態ではない、かつ自分自身も外に出る方法を模索していることや、憧れである天蓋さんが試みているならば止める気は起きない。
止めたいと思うのは大外れが一度でも出た時。
・リアひろについて
正直この二人がお付き合いしているのが意外に最初は考える。性格のタイプ逆だよなと感じるため。
そしてカメリアさんが主導権を握っているという話を聞けば『…え、そっち?』と最初は困惑するが、そのうち明るいカメリアさんが愛上さんを引っ張っていっているのだと考え、勝手に納得する。
二人とも親しい人物であることから幸せになって欲しいと考えている。
そのため具合の悪そうな愛上さん、犯人と疑われそうなカメリアさんを今回は特に心配する。
・羽土流使が誰かに頼み事をされた際の思考について。
流使が誰かに頼み事をされた際、『その頼み事の期待に応えるために努力しよう』と考えるようになる。
特にその考えは頼み事の重要度が高いほど、好きゲージがが高い人ほど強くなり、彼はそのための努力を惜しまなくなる。
そのため、その頼み事を完遂する前に、理由の説明がなく止められた際(対象が死んでしまったなどの説明がなくとも明らかな理由は除く)、彼は『自分が努力したことを突然否定された』と感じる。
この否定感は、頼み事の重要度が高いほど、嫌いゲージが高い人ほど強くなり、地雷(中)を踏まれた気分になり不快感が顔や声に出たりする。
↓反応例
・好きゲージの方が1.5高い人(天蓋、朋坂、玖洲龍、ケリー)、好きゲージの方が1高い人(カメリア)
「あっ……そうなの?……わかった」
やや残念そうな顔をして素直に引き下がる。何が悪かったのかと考える。
・嫌いゲージの方が0.5高い人(二十一)
「は?」と第一声で言う。理由を聞こうと試みるが、はぐらかされると歯軋りをしたあと何も言わずに引き下がる。
否定された気分になりしばらくむすっとしている。
もしも、絶対無いと思うが、二十一さんから言われた『奏先輩を幸せにしてほしい』という頼み事をやる前に断られた場合、
「何だよ…ッ。俺は、貴方には敵わないって思って、それでも頑張りたいって思って貴方の行動や、奏先輩の行動とかをッ分析して、記録していたのに…ッ!何なんだよッ!身勝手すぎるだろそんなことッ!!」と激しく息を荒げながら激昂する。
だが流使が納得する理由を伝えられた際、もしくは奏先輩がそれを既に知っていると言われた場合、その激昂の後、「……でも、そうならよかった」と小さく安堵したように呟く。
・嫌いゲージの方が2.5高い人(モノジャク)
この域になると頼み事を受けるかどうかすらもわからない。途中で断られたら怒り散らす。頼み事を受けることすら不服なのに、理由なく断るだなんて俺を何だと思っているんだと考える。
・好きゲージの方が2高い人(上記で挙げた以外の人)
「あ、そうなの?んー、わかった」
と軽く返事を返して素直に引き下がる。
否定された気分にはならない。
・二十一さんから『奏先輩を幸せにすること』の頼み事を突然止められた場合の補足修正
二十一さんから言われた『奏先輩を幸せにしてほしい』という頼み事をやる前に断られた場合、
「何だよ…ッ。俺は、貴方には敵わないって思って、それでも頑張りたいって思って貴方の行動や、奏先輩の行動とかをッ分析して、記録していたのに…ッ!何なんだよッ!身勝手すぎるだろそんなことッ!!」と激しく息を荒げながら激昂する。
実際その頼みを受けた際、無理だと感じながらも二十一さんの大瀬音さんに対して行っている行動、大瀬音さんが嬉しそうにしている時の状況等を念入りに記録している。
だが流使が納得する理由を伝えられた際(二十一さんが幸せにする決心がついた等)もしくは大瀬音さんがそれを既に知っていると言われた場合、その激昂の後、「……でも、そうならよかった」と小さく安堵したように呟く。
自分の努力が報われる状況すら訪れないのは流使にとっての苦しみに繋がるが、尊敬する人、守りたい人がしっかりとした理由で大丈夫だと言うのなら、敬愛する人を守りたいと考える流使は大人しく手を引く。
二章前半壁打ち
・桜ヶ咲希さんの姿を見つけた翌朝亡くなっていた事については、「俺があの時しっかり先輩を止めていればよかった」と後悔している。裁判中責められたら「……ごめん(なさい)」と謝る。
見つけた時の状況、それぞれいつ何をしていたのかの記録はその後悔から行う可能性が高い。
・桜ヶ咲希さんの地毛が黒色だった事について。
かなり動揺するが、この髪色を隠していたことは桜ヶ咲希さんのコンプレックスなどに要因するのではないのか、と才能を嫌がり嘘の才能を名乗っている者として感じる。
もしも本当にコンプレックスであり、犯人がわざとそれを晒し上げるようにしていたなら「……不快だな(です)」、と少し不快感を口にする。
・二十一さんとの普段の人前でのやりとりについて。(壁打ち当初詳しく書かず申し訳ございません……)
少し間を置いて話す/!や?をあまり使わない/提案したり意見を言う時の伸ばし棒が消える/出来るだけ短く喋る をするとそれらしくなると考えています。
他の人と喋っている時と比べて少し冷たい?と微妙に感じるそんな口調です。
例
他の人「いいからいいから、俺に任せて!」
二十一さん「……いいです。俺に任せてください」
他の人「掃除用品は丁寧に扱ってねー」
二十一さん「それ、丁寧に扱ってくださいね」
二章後半壁打ち
・二十一十三さんが疑われていたことについて
疑われているシーンの際、半分ぐらい人殺しを疑っていてもう半分は、『違うなら早く言って欲しい。これ以上嫌いたくない。自分の為になる情報は出し渋らないで欲しい』という願望を抱いていた。
しかし実際の犯人ではなく、その情報を隠していた真相を知り、罪悪感を抱いた。
これ以上嫌いたくない、罪悪感も抱えたくないという思いから
「疑ってしまって申し訳ない、情報を早く出して欲しいと考えてしまっていて申し訳ない」
という内容を不器用ながら謝りに行き、疑われ役をやったことについては不器用ながら心配する。
・『あの子』について
自分達の中に呼び出してガチャガチャの作成を手伝ってもらったことについては、7割ぐらいで信じており、重要な情報であると考えている。
そして全滅する動機を入れていたことに対して悪意や加害心を感じ、恐怖感を覚えている。
今のところ粗探しをしたいとは考えていないが、意識はしている。
・羽土流使の地雷の追加
【大】
・大切な人(好感度4.5)以上を傷つけられること。
→加害してきた人が好感度4.5未満の人である場合、衝動的にその人物の服に掴みかかり「俺の大切な人を傷つけるなッ!」と取り乱した口調で激昂する。
4.5以上の人の場合特に何も言えないが、どちらの場合も好感度の嫌い数値が+1される。
ややその相手から傷つけられた大切な人を遠ざけようと動いたりする。
・尊敬しつつ劣等感を抱いている(好き4以上、嫌い3以上の)人が誰かを殺した(のを知った)時
「君(貴方)が人殺しするなんて……ッ!ふざけるなッ!許さないッッ!!」と取り乱しながら叫ぶ。「君(貴方)はッ兄さんとは違うと思っていたのにッ!」とも叫びそうだが裏がややバレそうなので省いていいと思う。
尊敬する人が人殺しをしたことで、今の生活になっていると考えている流使にとって、信頼をふみねじられたような感覚を抱く。
嫌い数値が+1され、好き数値より嫌い数値が高くなった場合は荒れた口調や態度で接するようになる。
・もしも大瀬音さんが二十一さんの後追いを行った場合
現場を目撃し、しばらく動けないでいてしばらくするとその場から震えた声で、だんだんと息を荒げていきながら
「……分からなかったんですか、二十一先輩。俺には……ッ到底先輩には届かないんです」
「……ほん、とは、頑張りたかったのにッ。…ッ幸せに、したかった……のにッ…!」
と言ったあと泣き叫び崩れ落ちる。
二十一先輩に到底届かないこと、1番信頼していた人にある意味で努力を否定されたと感じ、怒りや悔しさ悲しさ憎しみがぐちゃぐちゃになっていて流使自身に結構なダメージが入る。
2章後DM交流るしるしのあれそれ
・2章後DM交流順とちょっとしたもの時系列の願望
1日目(りゅーくん裁判終了次の日)
大瀬戸先輩DM一回目(セラピー)→二十一先輩DM一回目(地獄)→流使、自宅で考え込む→二十一先輩DM二回目(地獄を更新する地獄)→自己嫌悪で寝れず徹夜
2日目
大瀬戸先輩DM二回目(地獄を増やすな)→奏先輩に軽く罪悪感を抱いて寝れるか不安になる。二徹はまずいとバルビタールを取りにいくが、飲むことが怖くてずっと瓶を持って日中はとにかくいろいろな場所で清掃をする→寝れず薬も飲めずとりあえず深夜徘徊→朋坂くんDM→ 優しさの再定義ができ、友人の貴重な話を聞けて精神が安定する→バルビタールを返すそして寝る
三章前半を踏まえた上での壁打ち
・大瀬戸さんから「うるさい」と言われた事について。
聞いた当初は、『自分は間違ったことをしてしまったのではないか』『今までやってきた憎悪の吐き出しは迷惑だったのでは』と強く動揺する。
自己嫌悪から持ち直したばかりというのもあり、しばらく目を開いて息を荒げたり歯軋りをする(強くストレスを感じたため)。
下記のことができない場合、流使はこの状態が続き、奏先輩のそばにいなければいけない状態だとどんな内容を話しかけられると一言目に「ごめんなさい」と漏らしては口を抑えて訂正して喋ることを繰り返す。
しかし誰からも少しだけ(3〜5m)距離を取り、フードをしばらく被る機会があるなら、脳内で兄に対する憎悪を反芻し続けたり、自分を落ち着くよう自己暗示を行うことができ、『今回は俺の配慮不足が原因だ。先輩に事情を聞いて、次はもうやらないようにしよう』と考えることができる。
これができることである程度殺人が発生した時の普段通りに戻る(『うるさいと言われた事』について様子がおかしくなることはない。彼はこの方法を打ち解ける友人がいない時ずっと行っていた。)(完全に戻ると言えないのは二十一さんの負傷と、大瀬音先輩が深く悲しんでいることと、うるさいと言われた事を少し気にしているので、落ち込んでいるのはたしか)。
ただ、どちらも大瀬音さんに話しかけるか迷ったり、話しかけてもやけに小さく短く話そうとする。(うるさいと言われたことを少し気にしている)大瀬音さんに指摘されたら直す。
・大瀬音さんと二十一さんはしばらく一緒にいさせてあげて、流使自身は距離をおくべきと考えているし、そう伝えようとする。
何故かと問われると薄い笑顔で「……落ち込んだ奏先輩を励ます事に関しては、俺は二十一先輩に全く敵わない(いません)から。」「……今の先輩達の側に俺は居ても無意味だ(です)から」と答える。
これは二十一さんの話題になるので様子がおかしい。
・二十一さんの怪我について
とても心配している。だが手当の後は必要以上に近づかないようにし、遠くから不安そうに見たり声を少しだけかける程度である。
怪我をさせた人が本人以外の場合、無言で不快そうな表情を相手に向ける。
・シトマルについて
坂垣さんがいつも側に置いているほど大切なもの(存在)ではないか? と考えており、もしもアリバイ作り等に利用されてしまっていたら坂垣さんの気持ちを考えると居た堪れないと感じている。
・ツナギ服が汚れた時の流使
ツナギの上半身が汚れて、それをすぐに洗いに出せない場合上半身部分のツナギを脱ぎ、腰で止めて汚れを即席で見えないようにすることができる。
3章後半を踏まえた上での壁打ち
・金魚鉢くんが豹変したことについて
自分もあのような二面性があることは理解しており、周囲の人達がすごく動揺していたのを見て、自分が取り乱してしまったら、知っている人はともかく皆は受け入れてくれないのではないかと、不安視し、少し怯えている。
・『クラッカー』とは何かについて聞かれた場合の反応
「えっ……?…えー、あれじゃない?パーティの時にパーンってやるやつ。それか…クッキーっぽいあれ。……どうしたの急に?」
と、はぐらかす。自分の才能の意味についてはまだ言いたがらない。
・才能がバレてしまった後の行動
ある程度憎悪を吐き散らした後、息が荒んだ状態のまま二十一さんがいる場合は彼の背後に、パーカーをぬいだりして顔を隠した状態で逃げ込む。
そうではない場合「……1人に、ッして!!」と叫びフードをかぶって自室に逃げ帰る。
以降その対象や全員と顔を合わせる機会があればフードを被った状態で警戒するように距離を置こうとしたり、もしくは二十一さんのそばにいることが多くなり、クラッカーという才能について触れられる機会があると、誰であろうと荒れた口調で話すようになる。
相変わらず気分転換のための清掃もしているが、人が来たことに気づいたら掃除用品を放って置いてまで逃げようとする。
4章前半を踏まえた上での壁打ち
・秘密の封筒について
玖洲龍さんの言われた通り自分のもらった秘密はしっかり隠す。しかしもらった秘密が人を殺した前科だった場合はその人物に嫌悪の感情を抱くかもしれない。
しかしそれ以上に、自分の秘密が誰かに渡ったということを恐れている。おそらく兄に対する愛憎か自分の才能について書かれていると考え、もしも誰かが知って、それを理由に責められた場合、誰かに言いふらされたらとても耐えられないと考えている。
おそらくこの1週間で二十一先輩に相談……、このような考えを持っているという弱音を打ち明けているかもしれない。
・カメリアさんが古稀木さんを殺した可能性があることを知った場合
カメリアさんが愛上さんと心中しかけたことが理解できないと考えていたが、そのような可能性があると知った場合、尊敬する人が人を殺したかもしれないということから、歯軋りをしてとり乱しかける可能性がある。
落ち着くよう好感度が高い人に言われれば落ち着く。
・カメリアさんが本当は古稀木さんを殺しておらず、誰かに殺害したように見せかけるように仕向けられた場合
意図的であれなんであれ、好きゲージが4以下の人で有れば『尊敬する人を陥れた』『そのせいで愛上先輩まで傷つけた』として取り乱しながら、激しく激昂する。
4章後半を踏まえた上での壁打ち
・『中学生徒蠱毒事件』について
物騒な言葉なのは確かであり、天蓋くんが唇を噛み締めたことを見たことで、天蓋くんにとってはとても衝撃的なことがあった事件であると考えた。
詮索するつもりは全くないが、不安に感じている。
5章後半を踏まえた上での壁打ち
・絶望病に罹った子たちについて
彼らの発言は本人の意思とは全く反した形で表れていると考え、基本その発言を間に受けようとは考えていない。でもチクチク言葉は普通にビビる。
その病気の子たちに対して合うように対応を変えつつ、根底は元々の接し方をするよう心がけている。
しかし、兄に対する愛憎、才能について、流使が取り乱している時に悪く言及された際。「うるさい!」「黙れ!」などと咄嗟に反応してしまい、後ほどハッとして頭を抱える。
羽土流使クロとしての反応
・人を殺した事について
殺すつもりはなかったものの、自分が殺してしまった事には変わりない。
「人殺しは誰かの人生を狂わせる要因。絶対に犯してはならない」という思考であるため、それはちゃんと自分にも当てはめて、特別に許されるつもりもなく、「俺のことは嫌って良いし憎んで良い」などと言うかもしれない。
・殺したことを謝る順番
(突っかかってきた人)→親しい子→朋坂くん→その他の人
の順番。
朋坂くんに謝る理由は「人殺しをすることは良くない、そうならないように気をつけるべき」とお互いに言ったため、それを破ってしまった罪悪感で謝る順番が早い。
・オシオキ連行手前の動き
○荒れた後で静かになっているなら
大人しく静かに、意を決したかのような面持ちでオシオキへ歩いて行こうとする。
しかし途中で止まって「……死にたくない」と悲鳴のような声色で呟く。
人殺しは悪い事なので泣き言は一切言わず覚悟は決める。しかし、死にたくないため本当はそんなこと言える資格はないのはわかっているが、最後の最後に弱音が出る。
○取り乱している途中で強制的に連れていかれる
思わず「嫌だッッ!!死にたくない!!死にたくないッッ!!」と取り乱したまま叫び散らかす。
○何で死にたくないって言うの?
自分が死んでしまったら兄が無事でいられるかわからないのが怖いから。
・言葉を残せるなら(多分落ち着いていないと難しい)
○天蓋蠱毒
「俺みたいな奴には絶対なるなよ」
人を殺すな、というのはもちろんあるが。
同じ努力家として努力が報われないと怒り、それを他人へと向けること、自分だけ苦しみを抱えて泥沼へ嵌っていくこと、悪の道に進んでしまうことだけは絶対にやらないようにと伝えている。
羽土流使のモチーフ風に言い変えるなら「ここに堕ちてくるなよ」厨二…。
「君は天を晴らしている方が似合っているから」とも言いそう。あっぱれコンビにかけて。
○二十一十三
「俺の大切な親友を、頼んだよ」
「地獄からでも見ているからな」
大親友の手を離すなと頼んでいる。彼にとって難しいことを突きつけていることはわかっているし、自分もできれば側にい続けていざという時は支えたかった。でももうできない以上任せるしかない。
二十一さんが遠慮した場合は「いいから頼まれろ」「貴方を許すか決めるのは俺じゃなくて奏先輩」「俺は向き合えると信じてる」と全力で言い返す。
「地獄からでも見ているからな」は上記の事をちゃんと行えているか、と言う意味も込めているが、人殺しをしないようにと念を押してもいる。
○大瀬戸奏
「今まで嘘をつき続けていて、ごめん」
「でも、奏先輩との時間は、大好きだった。貴方をもっと支えてあげたかった。……守りたかった」
「……二十一先輩は、優しい人だ。俺は2人ならお互い向き合えると信じてる」
まずは才能を親友に偽っていたことの謝罪が入る。罪悪感があるため。
それでも親友として共に過ごした時間はかけがいののない安らかな思い出であり、救われていたことを伝えたがる。そして友として支えたり、守りたりしたかったことを伝える。
そして4章でややこじれた2人を気にし、2人の隠れた想いを知っている者として後押しをしたいと考えている。
○朋坂深夜
「朋坂、独りきりで俯く夜を無くしてくれてありがとう」
「……なんも意味もなく一緒に夜更かししたかったな」
羽土流使にとって徹夜したり夜遅くまで起きている時は、今までは過剰にストレスが溜まった時や、クラッカーとしての仕事をやり切るために無理矢理起きている等であり。
クラッカーとして生きやすい反面、自分のやってきた悪行を認識しやすい時間であった。
その深夜に独りぼっちではなく、付き合ってくれたり情けない話を聞いてくれることは本当に感謝している。
本当に感謝しており、彼の話ももっと聞きたかったことから軽く叶わないことを言ってしまっている。