支離滅裂かもタイトルコール前の「聞こえたんだ、あの歌が。」ってアレク視点だよね?それでがんばって楽譜作ってたんだよね?
探索者がアレクの家に行った時、わざわざひとりひとりの名前を呼んでで本当に大事な存在として想ってくれてるんだなってわかった……わかった……うう…まあだから託してくれたんだよね…。
神戸での儀式で世界が巻き込まれる規模になるってアレクは知らなかったのかな、知ってて旅行に行かせたのなら、楽しい思い出を作って欲しかった?それとも、探索者達ならワンチャンなんとかしてくれるかもって期待してた?
知らなかったとしたら、大事な4人をただ安全な場所に逃がしたかった。だよねたぶん。ヤムチャしやがって。
机に額ぶつけながら泣きながら謝って、おどけてみせてたけどお前ほんとはあの涙、心の底から辛くて流してただろ。頭を下げて顔見えないようにしてほんとは歯ァくいしばってただろ。
空港での見送りの時も大袈裟なくらいぶんぶん手振ってデカい声で気を付けて行ってらっしゃいってお前これから独りぼっちで立ち向かおうとしてるのにぜったい怖かっただろ………
探索者達がなんか感づいてるだろうなって分かっててどんな気持ちだったんだお前ェ!
のんきにお土産たくさん買ってくるねとか写真たくさん撮ってくるからねって言われて、楽しみにしてます!とか笑顔で言いやがってお前受け取れない、もう会えないって分かってただろうにてめぇこのやろう楽しみにしてるって言ったんだからちゃんと受け取らなきゃだめだろうがよぉ!
あとオックスフォードのアパートの元アレクの部屋にあった書類の中に、名前がたくさん書かれた紙があってその名前一覧に3重丸で囲まれた名前がルシアンorロザリーって……名付けたの…お前だよな…?
「何か覚えていることはあるかい?」
「なにも…。」
「…名前は?」
「なまえ……………。」
って不安そうな顔で首を横に振る子供に対してアレクは寄り添ってたんだね…。300年以上守ってきたんだね…。きっと紹介する時も甥っ子姪っ子じゃなくて、息子、娘って言いたかったし思ってたよね、きっと。ゆるさない。
そして星の精とかいうやつ、おまえもゆるさない。
あとマルチェル·ガルコ。
ガルコもまあ遡れば被害者なんですよね、6歳の息子を殺されてしまったわけで。彼も愛情深い人だったからこそ子を失った痛みで狂ってしまったんだね…、アレクやルシアン、ロザリーよりもよっぽど生きる屍だったと思う。狂ったせいで誰よりも永く苦しんでたんじゃないかなあ。
息子以外に彼に寄り添うもの、支えてくれるものがなかったんだね、死に際が映画版のヴォルデモートっぽくてまあ自業自得だよなと。
個人的にはボロボロになって無を彷徨って欲しい気もしたけど。神は彼を救ったんだよね、彼が救済とした死によって。