デイビット・ゼム・ヴォイドの肉体は既に消滅している。





　そして魂はテテオカンの北にあるミクトランパ、焚火の前に居座っていた。つまりは死人というべき存在なのである。
　戦士であるならばと招かれた休息の地。その場所に、どういうわけか客人の姿がある。アジア人特有の象牙色のまろやかな肌と小柄な体躯。明るい髪色に、きらきと輝く星の如き瞳。外宇宙の端末と化したデイビットにも、分け隔てなく笑い掛ける善良なる人類。カルデアのマスター、藤丸立香。
　彼女曰く、いつものレムレムで魂が迷い込んだとかなんとか。大丈夫なのだろうかという懸念はあるが、そういうものなのだろうとデイビットが一瞬で受け入れてから久しい。
　今回もまた、よくわからない与太事件に巻き込まれた彼女は現実世界で目覚めるまでの間、こうしてミクトランパに迷い込んできているのだった。

厄災ーず過去に入る前に現在設定を見ていこう！
イーユイ:子供っぽい見た目で子供っぽくいる。たまに本性(妖艶な美女っぽい)を出す
チオンジェン:姿は若い男。真面目な性格だが不祥事とかそういうのを見せてしまうとカキシルスカキシルスうるさくなる
パオジアン:好青年な感じ。性格もそんな感じだが過去が原因で本当は暗い
ディンルー:細くて修行している人みたいな感じ。表面上堅い修行一筋な感じだが、本性はサイコパス

イーユイ
おっきいお屋敷に住んでいた美女で、求婚者めっちゃいたけどかぐや姫的な感じで拒否ってた。
けれどそれに"嫉妬"した女達が屋敷を焼いて、濡れ衣も着せられて焼身刑に処される。
頭の飾りに片方に二個ずつ"勾玉"をつけていたそうな。