周防至くん諸々周防至(すおういたる)
17歳/178cm/70kgくらい
◇キャラクター
因習村出身の青年。普段は実家の手伝いをしながら神社の氏子として村の行事(防災訓練から生贄の屠殺まで♡)に積極的に参加している。
見た目は好青年と言って差し支えなく、爺婆にかわいがられチビッ子に頼りにされる普通の少年。
◇キャラクターボイス
「吉桜山にようこそ! 観光なんてうれしいな、ゆっくりしてってよ」
「おれ? おれはただの氏子だよ。でもうちの神社はすごく歴史があって立派だから、お客さんにはぜひ見てもらいたいな! ああ、でも夜は危ないから来ちゃダメだよ」
「一応止めたつもりだったんだけどなあ……まあ、いっか。ごめんな」
◇過去
村で生まれ、村で育ち、素直に大きくなった人。人並みの倫理観はあるものの、それはそれ。外の人にはわかんないだろうけど、これが村のやり方なんだよ。
村の神様を熱心に信じているので、神社のえらい人は彼にとってヒーローのようなもので憧れの存在。彼らが言えば殺しも厭わない。友だちになれそうだった人を殺すのはちょっと寂しいけど、彼らが神様の害になるなら仕方ないね。
霊的に特殊な環境で育ったため、訓練を受ければ霊能力などが発現する可能性はあるものの、本人は「そういうことできるのは神主さんたちだけだから」とあまりやる気がない。代わりに身体をめっちゃ鍛えてる。
信仰心の厚さから氏神(祖霊)たちにはそれなりに加護を受けているので、霊的なものに対する耐性は高い。
◇皆との関係(敬称は至くんが呼びそうな感じで)
・山見島乃さん
神降ろしに成功したばかりか婚姻の儀式まで整えたスーパーヒーロー! 一番の憧れであり、第二の神様みたいな人。
島乃さんが因習を断ち切る/村を出る決断をしたら誰より絶望する。でも大好きだった人なので、その時は涙をのんで見送る。その時に生きてるかは知らんけど!
・山内白梅さん
島乃さんと同じく名家の生まれで神社の権禰宜ですごい人! 親しみやすくて皆と気軽におしゃべりしてくれるのも素敵。話しかけられるとつい顔が真っ赤になってしまう。
白梅さんが打倒因習側に回ったら止めようとするけど、それより島乃さんが心配になる。島乃さんもそっちだったら前述の通り。
・御供田怜くん
神様の花嫁様なので超甲斐甲斐しくお世話をする。食事を持っていったり着替えを持っていったりお部屋のお掃除などなど。
楽しくおしゃべりもするが、怜くんが本当は昔の幼なじみを恋しく思っていることには気づけない。
・遊崎沙汰くん
わ、里帰りですか? おかえりなさーい!😄
え、怜様を連れていく? おかえりくださーい!😫
同郷だけど最後まで相容れない。なんなら遊崎くんは一瞬コイツなら協力してくれるんじゃないかとか思うかもしれないが、最終的に誰より敵! って認定されるまである。
・酒井桂さん
外から来たなんか大変そうな人。最初は普通に対応するが村のじいちゃんに「アイツはお前にゃ手に負えん」と言われてヤバい人なのだと認識する。
その後も直接対決はしないものの、最終決戦前座あたりで蹴散らされ役で出たい(願望)
・天満結月くん
めちゃくちゃ軽いノリで神域に入っていこうとしたところを捕まえる。困って一旦怜くんのいるところに連れていくがなんやかんやで仲良くなるし白梅さんも入ってギャグ時空。倫理観クイズとかしてほしい。
村会議で余所者は全員殺すとなったときに天満くんも殺すのか、とちょっと寂しくなる。
・村上深景くん
観光客として親しく案内をする。神社内は神主さんがやるのでそれ以外の山桜とか滝とか。陰陽師関係の人ということには気づかないので殺すとなった時に聞かされてちょっとびっくりするし寂しくなる人その2。
◇結末
・因習村勝利エンド
……は、ほとんどミッドサマーだからええか……。
・因習村瓦解エンド
最後まで村の皆と一緒に神様を守ろうとするが、力及ばず神の消滅を見届ける。
その後は事後処理のため陰陽課の皆さんが入ってくる前に自殺する村人もいる中、フラフラとかつての神域に向かうところを目撃されるがその後の行方は依然として知れない……みたいな。