女子校パロ2 アラスターが通っている学校は初等部から高等部までが併設されたエスカレーター式の学校で、生徒は女子生徒のみである。少し裕福な家庭の女子生徒がちょっとした面接だけで入れてしまうものだから、少々おてんばな子が多い印象である。
お上品な校風とまではいかないが、ごきげんようという挨拶が一時的に流行ったりすることもあるし、常用している生徒も何人か見受けられるので、お嬢様学校だと言ってもあながち間違いではないのかもしれない。
アラスターは初等部からこの学校に通っている。父親は共学の名門校に入れたかったようだが、家族面接で落とされてしまった。その為、珍しく母親の意見が通りこの学校に通うことになったのだ。
本当は母親も自分の母校である名門お嬢様学校に入れたかったらしい。ちなみに、こちらのほうは書類選考で落とされている。
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