審神者歴2ヶ月の生理事件審神者になってから2か月目の朝。
なんだか嫌な予感がして目が覚める。
お腹が痛い。
それにこの感覚…。
まさかと思って布団を捲ると、思っていた通り赤い染みがあった。
やってしまった。
状況を理解するのに時間はかからなかった。
そういえば前回来たのっていつだっけ…。
あの時はお母さんに笑いながら話したな…。
そんなことを考えていると廊下を走る音がしてきた。
「あるじさま!もうあさですよ!まったくいつまでねてるんですか!」
ぼくがいないとだめなんですから!という声と共に襖が開く。
そこに居たのは私の初鍛刀である今剣だった。
「お、おはよう。今剣…。ごめんちょっと先行っててもらっても大丈夫かな…。」
誤魔化せるなんて思ってない。
3226