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    忘れるわけないでしょ

    みーな

    DONEいいにっこり(1125)の日で兄なわけではないのですが、学生時代の兄とちび弟SSS。
    妄想が進みきったのでざっと出力しました。
    学生時代の兄の一人称は、話し言葉は“私”、地の文は“俺”にしてみましたがやっぱり違和感。でも学生時代“私”が基本の男性見なかったなあ。
    とりあえず冷静な自分が突っ込むんです。こんな事があって主人公が忘れるわけないでしょって。題名未定。閃いたら埋めます。
    藍色インシデント(仮)「お兄ちゃん、誰……?」
    「父………いえ、斯波先生に言われて、お迎えに来ました。」

    父が“教育する”という目的で孤児院から引き取ったという男の子に会ったのは、それが初めてだった。
    就学年齢を越えていたので、とりあえず学校に行かせたものの、即日連絡があり、手が離せないという父の代わりに講義を切り上げ迎えに行ったら、担任の代わりに校長がいて、話を受け流しながら一時間ほど神妙な顔をしつつ丁寧に頭を下げ通す羽目になった。

    「学校はやめとくよう、先生にお伝えしますね。」
    「学校って何?」
    お父さん、必要のない教育が[[rb:杜撰 > ずさん]]すぎるでしょう。
    俺の時以上にひどい。
    「今、いたところです。」
    「ああ。馬鹿とカモが群れになって偽善者気取ってたあそこね。」
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