こんなこと考えて詠みました！というのをつらつら書きました。
　お時間のある方はどうぞ！
　
●からからと天日に干された額の花貴方に変わりはないだろうか

　元々紫陽花が好きで。でもって短歌の本見てたら紫陽花を額の花（額紫陽花）とも言います、とあって「うわ〜！素敵やん！」と思って「額の花」を使いたいだけに捻り出しました。
　あっ、でも紫陽花の青い色が所長っぽいなぁ、とは前から思っていて。そこから道端で日差しに照らされてちょっと元気ない紫陽花を見て、同じ色を持つ所長さんは元気にしてるかな、ちゃんとご飯食べてるかな……と心配するサテ君を書きたかったのです。
　でも額の花、赤いのも紫のもあるよなぁ、けどここは青で想像して欲しいなぁ、と思ったので画像で印象操作しました。すいません。

ベッドで二人指ですく女の髪を弄ぶ
君の想いも意のままならな

そっと見た貴方の表情（かお）があまりにも
優しく微笑（え）むから惑うしかない

シチカル短編集の解説。◇太陽の　眩しさならば　避けられる　防ぎきれない　お前の笑顔

【解説】
　カルエゴからみたシチロウ。太陽の眩しさごときなら、サングラスをかければ防げる。だが、シチロウの笑顔が放つ眩しさは、サングラスなんぞ突き破る。という、そのまんまな短歌。イラストは真面目にサングラスをかけているが、最初は緑色の光でサングラスをパァアンと割る予定だった。が、あまりにもギャグに走りすぎるので、あごだしは自重した。



◇どこまでも　似合わない色　空と海　気だるげな君に　健全な青

【解説】
　シチロウからみたカルエゴ。青い空！青い海！どこまでも爽やかで溌剌とした空気の中、カルエゴだけはアンニュイな色気をまとっている。だから思わずシーツへ押し倒してしまったが、そういえば彼が気だるい原因は昨日の僕かもしれないと、ちょっとだけ思い出したシチロウ。