yusirayu
MOURNING伝承編 カルミラ島にて(957)伝承編 カルミラ島にて(957)●伝承編でアクセサリー作りを覚えているか不明
●過去に盾の手製のアクセサリー貰ったことがあるか覚えてない
「なんでそんなもん買ってるんだ? 一連のやり取りみてだだろ」
元康が俺が1枚噛んだ粗悪品のアクセサリーを身に着けている。
「はい! はじめの世界でも購入したのですがお義父さんがこちらを流行らせたと分かりましたのでまた買いました!」
にぱぁと答える。勇者なんだからくだらないジンクスは要らないだろ。実用的じゃない。
***
「作ってしまった……」
元康の目の色のように赤い宝石の嵌ったキーホルダーのようなものだ。元康にはシンプルなデザインが似合うだろう。あまり大きくないが勇者が作るとちゃんと経験値上昇の付与がついた。……元康には必要のないな。作ったし……勿体無いからやるか。本人が要らなければ女にでもやるだろう。
***
元康を見つけた。
「元康」
「なんでしょう。お義父さん!」
「これやる」
説明とかした方が……いや、結局は不用品ができたし……勿体無いからとか言うか?
「本当ですか!」
にぱぁという顔面に何を言うか忘れた。
「ありがとうござ 949
yusirayu
MOURNING【ですぞ槍×伝承盾】洗脳を解け!「洗脳を解け!」「してませんぞ?」
洗脳でもなきゃ元康が頼りになるだとか元康が素直で可愛いとか思うわけ無いだろ!
「ラストスピアⅣのテンプテーションっていう魅了という洗脳スキルがあるんだろ? あの洗脳フィロリアル共より勇者のお前は強力じゃないのか?」
「前にも説明しましたがお義父さんとの約束でラストスピアには変えませんぞ」
「別の……俺は知らん。見せてみろ」
「お義父さんのご命令とあらば!」
変えた槍を見て開いた口が塞がらない。
「ディルドがついてるじゃねぇか……」
アレは元康と同じ形状なんだろうか? あんなに大きいと入るかどうか不安になるな。
「スキルを試しに使ってみろ。変化がなければ犯人じゃないことを認めてやろう」
「はいですぞ。テンプテーション!」
「……」
いつも通り元康が輝いて見える。少し背景がピンクがかったぐらいで変化はない。
「わかっていただけましたかな?」
「なに言ってる……はやく……とけ……」
何か変だな。俺は元々、元康の事で頭がいっぱいだったか?
「? 解けないんですかな? このスキルは効果は余り長く無いのですが、まだでしたら少々効果が切れるまでお待ちください。お 775