yusirayu
MOURNING伝承編 カルミラ島にて(957)伝承編 カルミラ島にて(957)●伝承編でアクセサリー作りを覚えているか不明
●過去に盾の手製のアクセサリー貰ったことがあるか覚えてない
「なんでそんなもん買ってるんだ? 一連のやり取りみてだだろ」
元康が俺が1枚噛んだ粗悪品のアクセサリーを身に着けている。
「はい! はじめの世界でも購入したのですがお義父さんがこちらを流行らせたと分かりましたのでまた買いました!」
にぱぁと答える。勇者なんだからくだらないジンクスは要らないだろ。実用的じゃない。
***
「作ってしまった……」
元康の目の色のように赤い宝石の嵌ったキーホルダーのようなものだ。元康にはシンプルなデザインが似合うだろう。あまり大きくないが勇者が作るとちゃんと経験値上昇の付与がついた。……元康には必要のないな。作ったし……勿体無いからやるか。本人が要らなければ女にでもやるだろう。
***
元康を見つけた。
「元康」
「なんでしょう。お義父さん!」
「これやる」
説明とかした方が……いや、結局は不用品ができたし……勿体無いからとか言うか?
「本当ですか!」
にぱぁという顔面に何を言うか忘れた。
「ありがとうござ 949